(最終更新日:2020.2.7)
2019年9月12日にリニューアルオープンした、日本を代表する老舗ホテル The Okura Tokyoに泊まってきた
こんにちわ、アキタローです。
ちょうどつい先日なのですが、The Okura Tokyoに泊まって参りました!
皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう、ホテルオークラは日本のホテル御三家の一角です。他には帝国ホテル東京、ホテルニューオータニと名だたる名前が連なります。
2015年より改修をしていたホテルオークラ本館が満を持して、The Okura Tokyoとして2019年9月12日に完成しました。
それ以来、ずっと気になっていたのですが今回、泊まる機会がありましたので記事にしています。
結論から言ってしまうと、ここに泊まらず棺桶に入ることは許されないほど素晴らしいホテルでした!
そして駐車場に停まる高級車の数々!今まで一度くらいしか見たことがないような車が隣り合って鎮座している光景は圧巻の一言。
以下、記載していきます。
半世紀以上の歴史を持つホテルオークラ
まず、すんごく簡単にホテルオークラの歴史を紐解いていきます。
1962年 ホテルオークラ開業
1964年 東京オリンピック(1回目) – 選手村対応の他、各国の貴賓を受け入れる。
1973年 ホテルオークラ別館 開業
1980年~90年 「Euromoney」誌で世界一のホテルに選ばれたりし、黄金期を築く。
2009年 アメリカのオバマ大統領来日、ホテルオークラに宿泊
2014年 アメリカのオバマ大統領来日、ホテルオークラに宿泊(お好きなんですかね)
2015年 ホテルオークラ本館のリニューアルのため別館のみ営業
2019年 ホテルオークラ本館のリニューアルが完了し、「The Okura Tokyo」として営業を開始
2020年 東京オリンピック(2回目)
戦後日本の発展と共に歩んできたホテルオークラ。
開業した年から計算すれば、2020年には58周年になります。なかなかの歴史。
リッツカールトンや帝国ホテルなんかは100年以上の歴史があるわけですが、近代ホテルの中では頑張ってる方です。
ニューオータニや帝国ホテルなど他御三家に泊まったことはないのでイメージですが、他のホテルに比べると古き伝統を守り続けてる印象が強いですね。
The Okura Tokyoはプレステージタワーとヘリテージウイングの2つに分かれる
【The Okura Tokyo プレステージタワー】
プレステージタワーは簡単に言ってしまえば安い方です。
しかし安い方と侮るなかれ。なかなかのアメニティとサービスですよ。
今回はこちらに宿泊しました。
【The Okura Tokyo ヘリテージウイング】
一泊の金額が高い方です。部屋も広い。
ただ面白いのが、こちらの方が低層階なんですよね。宿泊専用の階層しかないから?
ちなみにプレステージタワーは宿泊できるのは28階以上という、最近流行り(?)の中層階はオフィスビルも兼ねている作りです。
いずれヘリテージにも泊まってみたいです…がそんな機会が訪れることがあるのか?一泊それなりに高いし。
とりあえず、またブログの記事にするために頑張ります。笑
プレステージタワーのロビーは温故知新
左手が入口ドアです。
奥に見えるのがフロントですね。私が宿泊した時は年の瀬ということもあってか、混雑はしておらず快適にチェックインできました。
5分もかからなかったかな。記念日でもなんでもなかったので、特にアップグレードの相談などはなし。
別の角度から。
正面に備える、六角形の花台に飾られた日本式庭園を彷彿とさせるアートが立派。
吊り下げられているランタンも印象的ですよね。オークラ・ランターンというちゃんとした名称がついているそうです。
そしてロビーから客室に向かうためのエレベーターホール。
結構な頻度で和装のスタッフの方が在中していてホール内での対応をしてくれます。
全体的に木目を意識した、日本のホテルという意匠ですね。
旧ホテルオークラから伝統を継承しつつ、現代的に再アプローチをかけたデザインだそうですが確かに見事に調和していると思います。
フロントの対応もそつなく、スムーズに受けていただけました。荷物を運ぶベルサービスさん達の対応も快活です。
ただ、私は一般ピープルなので荷物を自分で運ばないと少しソワソワしてしまいます。
こういうの慣れてないんす。
プレステージルームでも十二分に広い、設備も充実
さて、部屋の内装になります。広角レンズ持ってなくてごめんね…。
私が泊まったクラスはプレステージルーム、一番安く泊まりやすいグレードです。
ですが、もうこのグレードで十分と思えるくらい設備も充実していますし、眺めも十分です。
色調も落ち着いてるし、なによりモダン和風な木目調が大好きなので◎。
広さも十分。48㎡ということですが、これは都内のちょい小さめな1LDKくらいはあります。
今回宿泊したのは29階でしたが、高層ホテルから眺める東京の街中は壮観です。
タワマンに憧れる気持ちが少しわかりました。私は高所が苦手なので住みたくはないです。
泊まる場所によっては東京タワーが見えるとのこと。今回の部屋は完全にビル裏手に隠れてしまっていたので確認できず。
十分な広さのベッド。抱き枕があるのがすごく嬉しかったですね。
枕元の照明もオレンジ色の優しい雰囲気でGOOD。
テレビの裏にある戸棚に冷蔵庫など。冷蔵庫に入っているフルーツジュースですが、結構おいしい。1本700円です。ヘリテージだと確か無料。
コーヒーなどもバリスタで淹れられますね。私は好んで飲まないので、今回使わず。
洗面台付近もシックにオシャレ。下に収納されてるタオル類もふっかふか厚手な素材で、満足でした。
The Okura Prestigeの刺繍入り。
浴室にはTVが設置。こういうところでなら気兼ねなくゆったり湯に浸かりながら鑑賞できますな。家に付けたらメンテナンスが大変そうだけど。
備え付けのバスシャンプー類はすべてミラーハリス製。ふんわりと漂う外国製っぽい香りが新鮮でした。洗浄力はちょい強めが気がします。
バスソルトもミラーハリス製。ピントぼけててすみません。
こちらも同様にほんのり香るタイプでした。
その他、備え付けの小物類。
そして…やっぱり都内の高層ホテルと言えば夜景でしょう!
夜景を撮影するのはまったく得意じゃないのですが、頑張って撮影してきました。
The Okura Tokyo 29階プレステージルームより 16時頃の風景
夕焼けとマッチしたビル群のライトアップが映えますね。これぞ東京って感じ。
手前のビル群と奥の夕日のコントラストが美しいですよね~。この日は晴天だったというのもあったと思いますが、見通しもよくて綺麗に色合いが出ておりプライスレスな風景です。
こんな景色が見れるなら、夜景を撮りにタワマン泊めてもらうのはアリな気がしますね。そんな友人はまだおりませんが。うう…シクシク。
この時間帯が一番きれいに写せたと思います。私も黄昏時に漂うどこか郷愁を感じる雰囲気が一番好きです。
The Okura Tokyo 29階プレステージルームより 22時頃の風景
先ほどと若干構図が違い申し訳ない。東京はやはり夜景がピカイチですね。
昔は香港の事を100万ドルの夜景と言いましたが、東京もそれに迫るものはあると思います。
土地柄、眠らない街ではなく夜は落ち着いた街だと思うのですが、結構ビルの照明がついてますね。遅くまでお疲れ様です。
(おまけ)The Okura Tokyo 29階プレステージルームより 8時頃の風景
Good Morning Tokyo.
少しわかりづらい駐車場の入口
The Okura Tokyoのホテル案内を見てもわかりづらい駐車場の入口。
2か所ありますが、ホテル宿泊客においては5階パーキングをメインに使う形になると思います。
最初、どっちに入ればいいの???って悩んでましたが、1階駐車場は主に結婚式への参列などに使われるそうな雰囲気でした。実際ちょっと入りづらい…。
この5階駐車場入り口を写真で確認するとこんな感じです。
上記写真のマセラティ(クアトロポルテかな?)が入り込もうとしているところが5階駐車場です。
バレーパーキングゾーンを抜けていくイメージですね。
実際バレーパーキングして、フロントマンにお願いしても良かったのですが…同乗者からの色々な有り難い意見がありまして、自分で駐車することにしました。
正面から見るとこんな感じ。
ここを降りていくとゲートがありますが、マカンでもそれなりに余裕のあるスペースになっていますので大型車でも問題はないかと。
駐車スペースはちょっと狭いですけどね。
写真はないですが、1階駐車場とも中で繋がっているので4階駐車場が一杯で駐車できずとも下っていけば駐車できると思います。
同じくらいのタイミングで駐車場に入ってきたジャガーのEペースに乗ってた方はそうしてましたね。
ちなみに、宿泊者は駐車料金はかからず無料でございます。
The Okura Tokyoに”泊まる”高級車たち
さてさて、The Okura Tokyoは一般的に見れば高級ホテル。
個人的にも興味があった、高級ホテルの駐車場にはどんな車が停まっているのか?
少しばかり撮ってきましたので載せていきます。
(もしオーナーの方が見られていて、支障あるようでしたらご連絡ください。該当の写真を取り消します。)
端から端までメルセデスベンツ
一番左手からSクラス550、Gクラス350、Gクラス550です。
Gクラスは両方とも最新モデルですね。私が泊まった時期は年の瀬でしたので、降雪など万一に備えてオフローダーで乗り入れる感じでしょうか。
到底買えないんですけど、Gクラスもいいですねえ。
左から前モデルGクラス、Eクラスクーペ(?)、R35GT-R。
このGT-Rもめちゃくちゃ恰好良い…。
ちょうど新旧Eクラスカブリオレが停まっていました。上が旧・下が新です。
新型の方が流線形のお尻になっており、スマートな印象がありますね。
他にもEクラスをはじめとして、Sクラス・GLC・GLE…。
日本のメルセデス人気が伺えますね。でもAMGは多くなかったかな。
こういうホテルには常にメルセデスが視界内に入ってくるだろうなと思っていましたが、正にその通り。笑
ですが、予想していたよりもGクラスが多くて根強い人気を実感しましたね。
他ドイツメーカーもそれなりに。意外とスポーツカーも多かった。
アウディTT。グリルがシルバーメッキされてるのでRSモデルでしょうか?
やっぱりアウディのデザインは本当に好きだなぁ。恰好良い。
ちょっとブレてて申し訳ないです。BMWの新型Z4。
青空のように澄んだブルーが映えますね。実物を見るとカタログの3倍増しのイケメンです。
Mバッジしか貼ってないですが、おそらくBMW M2。
コンパクトサイズながら鬼の加速力を誇る、れっきとしたスポーツカーです。
想像よりもスポーツカーが多かったのが意外でした。セダン・SUVだらけかと思っていましたが。
いつか私もそんな車でこんな所に泊まってみたいものです…。
お尻が魅力的なポルシェ パナメーラ4。
いやはや本当にポルシェのお尻は官能的ですよ。スポーツカーはお尻が命らしいですからね。
ランドローバーのレンジローバー スポーツでしょうか?
デザインがちょっと前世代モデルのような気がしますね。現行はもっとヘッドライトがシュッとしてた記憶が。
ですが、都会の駐車場もキャンプ場も両方似合う数少ないSUVです。
隣にはアルファード。実はアルファード・ヴェルファイアも一定数停まっています。
おなじみ、マイマカンでございます。
高級ホテルとはいえ駐車枠は結構ギリギリ。これより大型クラスは駐車も大変そうですね。
そして遂に見つけました!新型マカン!!
今まで前期マカンを見かけることはあれども、新型はついぞ2019年拝むことはできなかったか…と思っていましたが!
凄い親近感を抱きました。笑
ドロマイトシルバーメタリックでしょうか。この色も深みがあって恰好良いですね~。
私のキャララホワイトよりもポルシェエンブレムが輝いている気がします。
タイヤは19インチホイール、エグゾーストはそのままのようですね。トラフィックジャムアシストはついているようです。
LEDヘッドライトもついてないですから、足車といったところでしょうか。う~~んマカンを足車に出来るほどとは…都内恐るべし。(妄想です)
ドロマイトシルバーがここまで恰好良いとは思っていなくて…次に買う時は絶対シルバーにしようと誓いました。
港区を代表するヤバい車たち。
レクサス LC500、マクラーレン 570S(?)、ベントレーコンチネンタルGTたち。
この他にもロールスロイスも停まってましたね。恐れ多くて掲載できないですが…。
ここ港区が日本一平均年収が高い街ということを実感します。
おそらく六本木のリッツカールトンなんかにいくと、これよりもっととんでもない世界が広がってるんでしょうけど。
なかなかお目にかかれない車を見ることができて至福の時間でした。
まとめ:他の人にもオススメできる、日本式高級ホテル
車メインのブログなので車絡みの内容が多くなりましたが!
総括すると、
日本のおもてなしを感じることができる、文句無しの高級ホテル!
でした。
事前に確認したネットでの評価は意外と芳しくなかったんですけど、全然そんなことなかったですね。
そのネットの方々はオープン(9月12日)からすぐに間髪入れずに宿泊していたので、そのための混雑だったのかと思っています。
朝食も美味しかったし、タオルはふかふかだし、ベルサービスも丁寧だし。オススメです。
ただしThe Okura Tokyoよりも1つ上のランクだと思っている、
・ザ リッツカールトン
・マリオット
・ザ ペニンシュラ
・ウエスティン
・マンダリンオリエンタル
・アマン
などなど…
これら外資系ホテルに慣れ親しんでいる人からするとベストではなくベターかな、という感触です。
上記ホテル群、私はまだディナー利用する程度で宿泊をしたことがないですから、あくまでイメージではありますけども。
今後も機会を見つけて、上記ホテルに泊まりたいと思っています。
以上、過去最高に画像を貼り付けた記事でした。笑
ではでは、また次回!