逡巡なる車選び~なぜコルベットではなくボクスターを選んだか

こんにちは、アキタローです。

Twitterの方には報告してますが、この度718ボクスターを購入することにしました。

(暑い夏の日、ボクスターに初めて乗って感動を覚えたのです)

 

そして、その比較対象はコルベット(C8)でした。

(暑い夏の日、コルベットにも初めて乗って感動を覚えたのです)

なぜ私がコルベットと比較をして、最終的にボクスターを選んだかについて記載します。

いや、そもそも比較するような対象じゃないかもしれないけど 笑

 

自分にとっては最後まで悩んだ2台でしたので、迷ってる誰かの参考になれば幸いです。

 

ちなみに私は以前、車選びをする時に比較しちゃダメだ!って記事を書いてます。

そんな人間が比較して決めたわけですから、話半分で聞いてください笑

釈明として書くのであれば、どちらも一目惚れした車であるということですね(=_=)

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選んだ理由を説明する前に、私の中の前提条件を書いていきます。

前提条件その1:屋根が開くこと

(コルベットも屋根は開く!)

これは私の条件としてマスト(=前提条件)でした。

以前ボクスターに乗った時の、風を切って走るあの感動が忘れられなかったのです。

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とはいえ、この屋根が開く所謂オープンカーという条件。

これではかなり車種が限定されてきてしまい、かつ価格帯の幅が大きすぎるんですよね。

例えば、ダイハツのコペンやホンダのS660、マツダのロードスターなんかが屋根が開く車として浮かんでくると思います。

これらはそれなりにお値打ちな価格帯です。(200万~300万)

ただ、それ以上の価格帯のモデルって4シリーズカブリオレとか、Z4とか、基本700万↑のもうアホほど高い車しか残ってないんですよ( ;∀;)

ちょうどいい塩梅な車も少ないし、そもそもSUVとかに比べて選べる幅も狭い。

買える予算感だけでおのずと3~5台くらいに絞られてくるのがオープンカーの世界です。

なので、車種を絞る上ではそこまで時間かかりませんでした。

 

コルベットもタルガトップになるので、もちろん候補入り!

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前提条件その2:楽しいこと

(操る楽しさは、絶対必要

当たり前かもしれませんが、運転していて楽しい事が絶対絶対絶対の条件です。

この”楽しい”には色々な要素が含まれていますが、私の中の要素はこちらの通り。

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せっかく趣味性の高い車を買うんだから、楽しさがスポイルされてしまっている車は選びたくない。

まあ、そんなオープンカーは存在してないと思うけどね笑

 

ロードスターもボクスターも、どれも楽しい車でした。

もちろんコルベットも。

希望条件:新車で買えること

(せっかく買うなら新車で買いたい)

前提条件=絶対条件という意味で書いてきましたが、そうであったらイイなが希望条件です。

中古車に目を向ければ本当にたくさんのオープンカーがラインアップされています。

 

中古車も含めて検討していましたが、やっぱり新車で欲しいという想いも強かったところ。

趣味性の高い車は、需要と供給のバランスが崩れ、現在は軒並み高騰しています。

新車価格ももちろん上がってきているんだけど、それでも新車で買った方が安い。

尚且つ、当たり前だけど新車は自分が一番最初のオーナーです。

前のオーナーの乗り方とか気にする必要はありません。

そして大手ディーラーであれば買える可能性もそこそこ高いわけです。(生産枠を勝ち取る可能性が高いという意味で

1年2年待つのは苦ではないので、新車で選べる車で…と絞っていくことにしました。

本題:なぜボクスター?
決め手はトランスミッションとエンジン、そして…

(操る楽しみがそこにはある)

いよいよ本題です。

コルベットとボクスターを比較して、なぜ私はボクスターを選んだのか。

 

要点としては3つです。

コルベットはAT(DCT)のみ、ボクスターはMTが選べる

まずトランスミッションです。

コルベットはDCTのみであるのに対し、ボクスターはMTが選べます。

私は今までMTに乗る機会がほとんど無く、あっても実家の軽トラくらいだったので生粋のATユーザーとして育ってきました。

そんな人間であるので、MTに対して拘りがあるわけではありません。

ただ、間違いなくMTは今後選べなくなっていく絶滅危惧種であることを車が電動化に向かう中、肌で感じていました。

自分が今後好きになるかもしれない古い車がMTしか無かったらどうしよう?MTの経験が浅いからと見逃してしまうのか?

将来そんな悩みを持ちたくもないし、せっかくだし諸先輩方がこぞって面白いというMTという製品を味わってみようと思いました。

それがボクスターを選んだ決め手の1つです。

なんですけど、ATかMTかは車を選ぶ本当に決め手ではありません 笑

決め手はエンジン回転数

一番大きな決め手はエンジンでした。

簡単に言ってしまうと、より高回転まで回せるのはどちらかという比較をした際にわずかながらボクスターの方に分があるんです。

ボクスターのレブリミットは大体7200rpm

引用元:WebCG

コルベット(C8)のレブリミットは大体6500rpm

引用元:レスポンス

通常のモデルでほんの700ポッキリの差ですが、私にはかなり大きな差に感じました。

高回転型エンジンを回した方ならわかると思うんですが、回すほどエンジンの音の粒が整っていくあの感覚、脳から色々ドバドバ出てきちゃいますよね。

あれを味わいたくて、少しでも上まで回せるエンジンを選びました。

 

あとは排気音!

OHVエンジンであるコルベットと、水平対向エンジンのボクスターではかなり印象が変わってきます。

コルベットの音も迫力が相当あり、満足感高いのですが…

最終的には綺麗に回せそうなポルシェのエンジンを選びました。

五味さんからのアドバイスも


実は以前にモータージャーナリストの五味康隆さんと718に同乗試乗した際に言われた事も参考にしています。

「君はまだ若いのだから、振り回して楽しい車に乗った方が良い。その方が将来絶対良い経験になる。」

具体的な車種は挙げていませんでしたが、話の流れから911ではなく718に乗った方がいいよという事だと私は捉えています。

コルベットも振り回せなくはない車ですが、よりコンパクトなボクスターの方が振り回せるかなと思い…

(実際やるかは別として 笑

今思うと、短い間ながら様々な車に乗ってきた五味さんの薫陶を受けた瞬間だったのかもしれません。

私のおじさん化の加速は止まってくれませんが笑、大切にしていきたい言葉です。

お金に余裕があれば2台とも持ちたい、どっちも良い車だから

(どっちの車にも良さがある)

今回は悩みに悩み、ボクスターを選択したわけですが、お金があったら2台とも保有しておきたいくらいです。

本当にどちらも素晴らしい車。

 

例えばコルベットであれば今や絶滅危惧というかアメリカ大陸以外絶滅したOHVのV8エンジンが堪能できます。

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例えばボクスターであればほどよいサイズ感で、水平対向エンジンを振り回せる楽しみを得ることが出来ます。

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どちらも良い所があって、出来ない事がある。

お金さえあれば、どちらも所有してみたい一台であることに変わりありません。

他の候補は?

ちなみに他の候補も考えてはいました。

各所のディーラーにも連絡を取ってみて、発注して契約できるのか等々聞きましたが・・・結局至らず。

そもそもスポーツカー自体が初めての所有なんだから、試乗してもいない車を買うことは出来なかった…笑

(オープンカーじゃないけど)ロータス エミーラ

引用元:LCI Limited

ちょうどコルベットにするかボクスターにするか悩んでいたところ、彗星のごとく発表されたのがロータスエミーラ。

デザインは結構好きな部類、従来モデルから引き継いだトヨタ製V6エンジンの音も非常に良い。

自分好みのお洒落カラーがほぼ無料でオーダーメイドできるのはとても魅力的でした。

難点は、今までロータスに乗ったことがなく最初のスポーツカーにしてはハードルが高く感じてしまったこと。

スパルタンな印象が強いメーカーなので、快適性を高めたGTモデル寄りと聞いていても踏ん切りがつきませんでした。

あと、試乗してないのも大きかったかな…笑

BMW M4 カブリオレ

引用元:BMW

私の雰囲気的にメルセデスよりBMWが合っているので検討していました。駆け抜ける喜び…

M3には試乗できたので、大体の車のキャラクターは掴めていました。

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エンジンも強烈なストレート6、500馬力以上のモンスターマシン。

踏み抜く勇気さえあれば、つかの間色々なものがあふれ出てくるBMWの中でもエモーショナルな車だと思います。

なんで候補から外れたのか?

ズバリ、デザインです笑

キドニーグリル、そのままで良かったのになぁ( ;∀;)

あと、2+2シーターセダンの宿命か、オープンにした時にあまり格好良くないのも大きかったですね。

M4・M3の方がまだ格好良いゼ…

合わなければ乗り換えればいい、買うには思い切りが重要

(夏の思い出の2台)

かなり迷った末にボクスターを選んだわけですが、マニュアルも軽トラ以外運転したことないし、楽しく乗れるのかという不安はつきないところです。

 

でも、まあ合わなかったら売ればいいかの精神で買うことにしました 笑

清水寺の舞台から飛び降りる気持ちでね。

 

この後に待っているボクスターとの物語が楽しみです。

どんな景色が見えてくるのかな!

 

納車はもうちょっとだけ先。

それまで楽しみにしつつ、マニュアル運転動画を見ることにします笑

 

ではまたね。