(最終更新日:2021.10.13)
こんにちわ、アキタローです。
今回は鬼試乗編に続き、特に長い道のりとなった納車までについて書き綴りたいと思います。
ある程度は予想していたものの、納車までの期間は鬼試乗期間の倍かかりましたね。笑
では、下記をどうぞ!
鬼試乗編⇒
(最終更新日:2020.4.3)こんにちわ、アキタローです。今回は私がポルシェマカンを購入するまでの道のりを記事にしたいと思います。備忘録的な側面もありますね。笑さらりと流すくらいでお付き合いください。[…]
祝納車編⇒こちらです!
2018年12月。注文予約までは良かったけれど…。
前回に引き続き12月に後期マカンを予約したワタシ。
“この金額で買います!”
この言葉を自らの口から放った瞬間に湧き出てきたアレ系脳内物質の量は、いまだかつてないほどのものだったのを覚えています。
惚れ込んだあの娘とこれでお近づきになれるのだと思うと、言い知れぬ高揚感で包まれていったのです。
(惚れ込んだあの娘のキュートなテール)
そこからの数か月はバラ色の日々です。
ある程度オプションを吟味してから契約したものの、毎日マカンのコンフィギュレーターを弄るのが楽しくて仕方ありませんでした。
Youtubeの最新動画のチェックも欠かせません。
前期マカン ベースグレードのエギゾースト音は物足りなく感じていたため、いち早く後期の音を知りたかったからです。
とにかくマカンに関する情報が欲しかったので、インスタグラムやカーチューンなどのアプリもフル活用。
国内・海外問わずマカンに関するアンテナを極限まで高めていた時期でしたね。
もちろん、会社の同僚や友人たちには何の車を注文したかは言わず。笑
(会社にもフランクに話せる人がいるので、最近車を買おうと思って試乗しているとかの身の上話をしていました)
この間にも手付金の振り込み(200万↑!)だったりとか、希望ナンバーの話だったりとか、ポルシェ保険の話がありました。
メンテナンスパッケージ入るか入らないかって話も。結局入らなかったですが。
あとは社外ホイールもこの時は絶賛検討中。
“20インチでアルミ鍛造!この条件はマストっしょ。BBSホイールのデザインが恰好いいなぁ”
”やっぱりN0タイヤ(ポルシェ認定)じゃないと。とりあえずピレリP ZEROにしておこう、イタリア好きだし”
“これでいくらするんだろ?見積もりポチー”
“…えっ…高すぎない……”
“安い軽自動車買えるやん……”
といった結果になり、こちらも結局納車時のマカンSホイールから変えていませんけどね。笑
とにかく、当時はイメージだけですけど色々な事を検討していました。
マカンの事を考えるだけで幸せだったのは間違いありません。
納車は早ければ春ごろとのこと。
早く春になってほしい、と花粉症の私が願ったのは小学生以来初めてです。
そんな淡い思いを打ち砕くようなイベントがこれから待っているとは露知らず…。
2019年2月。暗雲が立ち込める。
“そうですか…工場のラインオフはしていても出荷できないんですね…”
2019年の2月頃。
PC担当より電話連絡があり、マイマカンは工場での組み立ては終わっているものの、エンジン絡みでの再チェックが必要となり予定より出荷が遅れているとのこと。
ちなみにこの再チェックはマイマカンだけというわけでなく、新しく組み立てられた後期のベースグレード全てが対象となっていたそうです。
(マカンSはクリアだったそう)
当時はVWのディーゼルゲート問題の余波も十分残っていた時期だったので、あり得る話でした。
2015年9月18日、フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンの一部車種が排出ガス規制を不正に潜り抜け、実走行時の有害排出物が規制値を大幅に上回っていることがアメリカ合衆国で明らかになった。既に多くの台数が市場に出回っているため、健康への被害は極めて大きいと推定される。制裁金・訴訟、第44回東京モーターショー直前での発覚で、ブランドイメージの悪化などにより、企業業績への悪影響は長期間にわたると予想され、数日後に最高経営責任者のマルティン・ヴィンターコルンが辞任に追い込まれる結果となった。
まあまあ、海外製品なわけだから納期の前後に関しては致し方ない。
致し方ないとは思いつつも、やはり内心は落ち込みます。
苦し紛れのコンフィギュレーターとYoutube鬼チェックにより、やっぱりスポーツエグゾーストを追加しておこうかなと思い始めたのもこのあたり。
このスポーツエグゾースト、テクイップメントで取り付けましたが自分にとっては苦い思い出です。
損しかしてない気がするので…。笑
スポーツエグゾースト自体は最高ですよ。取り付けて良かったです。
詳細は下記に。
(最終更新日:2020.1.24)購入時、注意すべきポイントを5つに絞って紹介しますこんにちわ、アキタローです。今回はポルシェ(マカン)を購入する際に気を付けた方が良いポイントです。意外と知らずに検討している[…]
流石に3月頃には上記の遅延問題も解決しているだろうと楽観視を決め、日々の生活に戻りました。
ところが…。
2019年3月。プリウスの車検を通さざるを得ない状況に。
“…まだマカンはドイツ国内なんですね…わかりました…”
いよいよ2019年3月中旬に控える愛車プリウスの車検のタイミングが近づき、腹を決める必要がありました。
マカンの納期がまたまた後ろ倒しになっているようです。
当初の注文時もプリウスの車検前にマカンが到着することはまずないだろうと思っていたので、ある程度予測していた事態でしたが…。
プリウスの車検費用は手痛い出費です。何が手痛いかというと、ほとんど無駄になると思っている出費だから。
当初は、1か月間車無しで生活(会社は公共交通機関利用)する予定でしたし。
車検自体の金額は必要なものに絞ってもらったため、8万いかない程度です。
マカン購入金額に比べれば微々たるものですが、8万かけて車検を通してすぐ売ったらプリウスのリセールが8万アップすることはありません。
よくて1万円程度でしょう。
7万以上が泡と消えていくわけなので、この金額を出すのを若干躊躇ってしまったのは事実です。
ですが、結果としてここで車検を通していて正解でした。
結局、マカンが手元に届いたのは8月でしたから。笑
そのくらい、モデルチェンジした車の納期目安はアテにならないということですね。
うだうだ考えてしまっていましたが、最終的に8万円の価値はあったと思います。
よくよく考えてみると日々の買い物もとてつもなく不便になるし、いざという時にも車が無いと困る地域です。
振り返ってみると、この選択は妥当な選択だったのですが当時は色々ネガネガと考えてしまってました。笑
さらにこの頃からマカンSが先に日本に入ってくるという話をチラホラ耳にするようになり。
そのためダメ元で、注文したベースグレードをSに変更できないか連日PC担当に問い合わせていました。
しっかり冷静になってオプションを精査すればSにも手が届くし、ベースグレードを注文したもののもう少し動力性能が高ければ…と思っていましたからね。
今思い返せば大変な迷惑をかけてしまっていました…。すみません…。
マカンSへの変更は結局通らず。
いつドイツの港を出発するかわからないベースグレードを待つこととなりました。
2019年4月。展望が少し明るくなる。
少しずつ光が差し込んできたのが4月。
ようやくドイツから日本に向けて出発し始めたとの情報があったからです。PC担当からではないけど。笑
コンフィギュレーターを弄らなくてもいい日が近づいているのです。
毎日のようにマカンのコンフィグを触っていても楽しい理由は、納車という一大イベントが待っているから。
それがなければ、ここまで毎日のようにポルシェジャパンHPに入り浸ることはないでしょう。
(ですけど、ワタシは今でも718や911をがっつり弄って楽しんでますけどね 笑)
進まなかった物事が少しずつでも動き出し始めると、変化し始めると、人は大なり小なりやる気に満ち溢れてくるものです。
おそらく船が豊橋に着桟するのは1か月半~2か月後くらいの6月でしょう。
そのあたりの時期を目標に気持ちのピークを高めていくこととしました。
ちなみに、PC担当者に聞くのを忘れてしまっていたところですが、船便ナンバー等は最後までわかりませんでした。(*_*;
次回からちゃんと聞くようにします。
2019年6月。船上火災に巻き込まれ疑惑。
(正確には7月頭のニュースで知りましたが)
高級輸入車、運搬船火災で納車じっとじっと我慢[新聞ウォッチ]- Response
7月4日付の朝日夕刊が報じていたが、フィリピン沖で火災を起こした船はパナマ船籍の「ダイヤモンド・ハイウェー」で、全長約200メートル、総トン数約6万トン。現地時間の6月15日ごろシンガポールからフィリピンに向けて航行中に火災が発生したが、乗組員25人は全員救助されたそうだ。
その自動車専用の運搬船には、スウェーデン製のボルボが221台、独アウディも453台を含め、高級輸入車など約3300台が積載されているとみられる。
“アアッ…終わったッッ…!!!!!”
この記事を見かけた時、慌ててPC担当に電話しました。
時期的にジャストなタイミングでしたし、アウディも乗ってるのであれば当然ポルシェも乗っているのだろうと。
6月15日ごろの事故であれば、既にPC担当は状況を知っていると思うし。
結果、マイマカンに影響は無いとのことでした。
予定通り6月末に豊橋港に着いたそうです。
とりあえず一安心。
ですが、ネットで同様に注文されていた方の何名かはこの火災に巻き込まれてしまっていたようです。
これに巻き込まれてしまった方は本当に辛かっただろうと思いますね。
ただでさえマカンSより1か月~2か月生産が遅れているのに、ようやく海を渡ってきたらまた本国で再生産になってしまうとか…。
マカンのコンフィギュレーターがパンクしちゃうよ…(大袈裟)
輸送船の火災を無事潜り抜けたマカンが次に待っていたのは日本国内のエンジンの型式認証です。
実は前期と同じと思っていたエンジン、型式が違ったのです。
このため、嬉しい誤算としては(結果として)エギゾースト音が勇ましくなっていたこと。
悲しい誤算は納車が想定していた日よりまた後ろ倒しになったこと。笑
まあまあ、これもまた致し方ありません。
今までの致し方ないに比べれば何とも思いませんでした。
もう日本に着いているんだもの!
2019年8月。無事納車、長かった…。
夏も真っ盛りな8月。
祝 納 車 !
いやはや、本当に長い道のりでした。
物理的にも、精神的にもね。
納車当日は電車で最寄駅まで行き、そこからPC担当者にポルシェセンターまでの送迎をお願いしていました。
その際の迎えの車はもちろんポルシェ。
確かパナメーラ4Sだったかな。
めちゃめちゃかっこいい…けど、まだまだ買えない車。
そんな憧れの車に乗り込む時、ふと実感が湧いてきました。
“これでポルシェオーナーの仲間入りなんだな“
と…。
送迎車に乗っただけなのに。笑
そのあとはPCにて引き渡しのため、じっくりと小一時間説明を受けました。
いよいよ、マイマカンに乗って公道へ。
この瞬間は胸がいっぱいでしたね。
この日だけはどんなスポーツカーやラグジュアリカーにも負けない、マイマカンは世界一のクルマだと胸を張って言えたでしょう。
それくらい気分が高揚していました。
普段の道ながら、景色はどこか彩り鮮やか。
木々が風に揺られてさえずる声も聞こえてきます。
空はどこまでも澄み渡り、群青色のその向こうまで見渡せるような。
あの時感じていたものが全知全能感だったのでしょう。
正に無敵です。(キマり顔
しかしながら、ディーラーをマカンで出発してまず向かったところが地元のすき家でした。笑
まあまあ、待ちにまった愛車が手元に届いたからといって普段の生活が変わるわけはありませんから…!
ですが、初めてのマカンでの駐車は緊張しましたね。プリウスより数倍大きく感じました。
パーキングセンサーがなかったら冷や汗ものだったかもしれません。文明の利器に感謝。
そんなこんなで納車されてからの周囲の反応に戸惑いつつも、マカンのおかげで今のところ順調な日々を送らせてもらっているのでした。
納車されたての当時の心境の変化とか周囲の反応はこの記事にまとめてます。
(最終更新日:2019.11.26)そもそも、なぜ乗り換える必要があったかこんにちわ、アキタローです。私のように、ジャーマン3(ベンツ、BMW、アウディ)をすっ飛ばしてポルシェって人はあんまりいないんじゃないかとは思いますが[…]
これで納車までの道のり記事は終了です。
拙い文章にお付き合いいただきましてありがとうございました。
最後に…クルマの購入1つで自分の生活がここまで満たされるとは1年前はまったく思っていませんでした。
この記事にお付き合いいただいた方にも、良い意味で人生を変えるほどに”惚れる”クルマに出会えることを願っております。
もう出会っている方は、より深く愛情を注ぎ大切にしていきましょう!
では、また次回に!