30代のサラリーマンはポルシェマカンを維持できるのか?

(最終更新日:2021.10.7)

こんにちは、アキタローです。

今更感ありますが、改めて。

買い替えを検討していた際になぜ自分はポルシェのSUVであるマカンを購入したのか、ということと、結局維持はできたのか?笑

振り返ってみたいと思います。

 

何度か関連した記事も記載していますので、そちらもご一緒にどうぞ。

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ちなみに現在マカンはもう手放してしまいましたのであしからず(ToT)/~~~

思い返してみても最高に良いクルマだったのですが、甘き日を思い出しつつ書き綴りたいと思います 笑

まず、なぜポルシェだったのか?

車を買い替える経緯についてはこちらを。

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車検のタイミングで次のクルマを探すのは良くある乗り換えパターンだと思います。

その乗り換え先が私はマカンだったわけですが、トヨタ(プリウス)からポルシェって飛躍しすぎじゃない?って思われる方もいるかと。

私はなんでポルシェを選んだのかな…と思い返してみました。

最初は候補外だった

多くの方はポルシェは高嶺の花で手が届かない存在だと思っています。

例に漏れず私もその一員であり、もちろんそのイメージを覆すキッカケもなく育ってきてしまったのです。

当初からポルシェなんて候補の外の外、遥か彼方グランドラインのその先にある存在でした。

ましてやスポーツの対極にあるエコロジーでエコノミーなプリウスという存在からの乗り換え。

それはベジタリアンがステーキハウスを訪問するくらい考えられないことでした。

アウトオブ眼中だったのです。

ところが…一度マカンを出来心で試乗してからというもの、私は変わってしまいました。

圧倒的性能にほぼ一目惚れ

惚れてしまったというのは購入理由としては一番明確でしょう 笑

好きになったから買ってしまったわけです。

 

どんなところに惚れ込んだかというと、カッコカワイイ見た目も去ることながら、その持ちえる性能に惚れました。

何度も書いてきてますが、マカンのコーナリング性能は発売から7年以上経過した今もなおSUVというジャンルのうち5本指には入るでしょう。

コーナーに差し掛かる度、路面にしっかり食いつくタイヤの感触をステアリングから感じることが出来る車です。

他にも抜きんでた変速速度を持つトランスミッションのPDKによる加速感や、2トン近い車重をしっかり止めてくれるブレーキ性能など。

これらは当時比較していたBMW X3の一歩二歩先をいっている感覚を受けました。

他のドイツ3社からは間違いなく抜き出ています。

SUVであっても電気自動車であっても、ポルシェはポルシェなんです。

ポルシェ以外考えられない体になってしまった

一度マカンに試乗してからというもの、もう止まらない。

日夜コンフィギュレーターをかち回し、自分の手元予算とにらめっこしながら最適解を探す毎日を送っていました。

この繰り返しは、実は非常にまずい。

気が付くとマカン以外の選択肢から頭から消えていっているんです 笑

それまではX3とかQ5とか検討してたのにね…

これがポルシェのセールス手段なんでしょうか?笑

来る日も来る日も、頭の中はマカンのことばかり。

 

これはもはや恋なのだ、と。

自分の心を満たすためにはマカンを購入する他ないと確信しました。

 

結果、御三家を吹っ飛ばしてマカン購入です。

マカンなんて、予算オーバーじゃないの?

これはその通り、マジで予算オーバーでした 笑

当初はBMW X1あたり(500万~600万)での費用感を想定していたのですが、結局その1.5倍ほど費用がかかってしまいましたね…

では、予算オーバーをどうカバーしたのか?

 

大体1つしかありません、ローンの力を借りたわけです。

軽い気持ちで確認してみたところ、自分の想像以上にお金が借りられることにまず驚きました。

ローンは社会的信用の証と言われています。

どうやら品行方正とは程遠い私でも、会社に所属しているというだけである程度は信用されていたようです 笑

 

ちなみに残価設定ローンなども信販会社経由・ディーラーファイナンスで設定できますが私はメインバンクのローンを組みました。

参考までに、理由は下記の通り。

金利がディーラーより安い

銀行系ローンの方がディーラー系ローンよりも審査が厳しい分、金利が安めというネットの情報があります。

実際金利は安いのですが、審査が厳しいというのは少し疑問ですね。

個人属性の評価は誰が確認しても一緒じゃないのかな?笑

とはいえ、金利が安いことに越したことはありません。

金利が4%か0.8%かでは支払うべき総額に多大な影響を及ぼします。

自分都合で売却しやすい

これも大きな要素でしたね。

ディーラー系のローンは車の所有者がディーラーもしくは信販会社となる場合が大半だと思います。

このために自分都合の売却が自由にできない(はず)です。

実際にディーラーローンを利用したことはまだありませんが、ローン完済されていない車を売却するのは一手間二手間必要なのではないかと思っています。

(特に購入時に全く関係ない中古車屋さんに売却するなどの場合)

自分が車の所有者ではないということは、所有者の許可なく売却することは法に抵触するでしょうし。

(調べましたが、自動車抵当法により銀行系以外のローン借りてる人はそもそも売却等に関する権利が無いっぽいです)

 

ですが、銀行系ローンは車ではなくローンを借りる個人に融資する形になるので所有権が本人になります。

これにより、車に関する一切の権利を有しているため自分都合での売却が容易になります。

もちろん簡単に売却できると言えど、借りてるお金は自分に積み重なっているのでローン返済するのがまず第一目標ですけどね 笑

 

上記の2点により私は銀行ローンを組み、晴れてマカン購入となりました。

結局、30代のサラリーマンに維持はできたの?

上にも書きましたが、今はマカンを手放してしまっています。

結果から見れば維持できなかった、ということになるのですが…( ;∀;)

 

一応弁明させていただきますが、維持は可能です!

私の身の上話ですが、細かいところ記載していきますね。

 

毎月のローン支払いは相当余裕を持って組んでおり、収入の1割強くらいの金額でした。

ガソリン代、メンテナンスや車検への積み立て費を考慮して2割そこそこ↑くらいですね。

この他、車以外の固定生活費(部屋代、光熱費、通信費など)がかかってきます。

賃貸アパートが2LDKでそこそこ高いのもあり、全部合計すると収入の5.5~6割くらいが固定費で消えていく計算です。

大体残りの4割が自由に使えるお金ということになります。

 

細い稼ぎではありますが、妻と二人で生活するには不足なく十分。

外食も普通にしていましたし、誕プレなどイベント事にもちゃんと対応していました。

特に妻からも生活に対する不満は言われていませんでしたね。

ちょうどマカンから500Xに乗り換える時でしたが、子どもも生まれました。

 

細かく生活環境・条件の変化はありましたが、私たちは無理なく生活できていました。

ローンを含めた固定費のコントロールさえ無理をしなければ、30代のサラリーマンでもマカンの維持は十分可能です。

 

ちなみに車に関する具体的な金額が知りたいって方は下記をご参照ください。

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コロナ禍ということもあって、この当時よりは現在はガソリン代を低く見積もってます。

維持できるならマカン売らなくても良かったんじゃ…

じゃあなんでマカン売っちゃったの?と疑問を抱く方もいるでしょう。

細かいところは下記を参照してほしいですが、一言で記載すると…

 

思った以上に伸びてしまう走行距離に日和ったから、です!笑

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片道40km以上の通勤にガシガシ使っていたので、1年ちょっとで2万キロ近い走行距離になってしまっていたのが大きいですね。

この調子で乗っていたらリセールどうなっちまうんだ・・・という将来への先行き不安と、本当に乗りたいのはスポーツカーだッ!という気持ちが重なりあって売却しました。

でもその後の暮らし環境の変化もあったりして、やっぱりマカンにまだ乗っていた方が良かったなと実感している次第です 笑

将来のことは誰にも予想できないのでこればっかりは仕方ありませんが…

 

嗚呼マカン・・本当に良い車だった・・

まだまだ乗り続けたかったな~( ;∀;)

まとめ:大事なことはマカンを購入するからと言って生活の質を落とさないこと

繰り返しになりますが、30代のサラリーマンでマカンの維持は可能です。

新車で買えば保証もあるし、なにより輸入車にしてはトラブルが少ない車ですからね。

 

ただこの生活をしていて気づけた重要なことは、金銭的な理由で日々の生活が車の犠牲となってはいけない事だと思います。(特に家庭がある人)

例えば、毎日の食事がもやしの醤油炒めだけになったりとか、毎日洗濯機を回していたけど2日に1回になったり、ペットのご飯があげられないとか。

 

ハッキリ書かせていただきますが、マカンを含めたポルシェはあくまで嗜好品です。

田舎によくある一家に一台NBOXと違い、ポルシェは生活必需品ではありません。

嗜好品であるがゆえにオーナーの満足感はとんでもなく高いわけですが、生活を切り崩すほどのものでもないというのが私の持論です。

 

もちろん、マカンに乗ることによって相当視野が広がったこと、様々な方と繋がれるキッカケになっているのは間違いなく素晴らしい経験です。

今も変わらず車は好きですし、絶対にスポーツカーを所有するぞという気概は持ち続けています。

人生の目標としてポルシェを据えるのは私も賛成ですし、その夢に対する返礼としてポルシェは間違いなくあなたの想像を超えて答えてくれるでしょう。

購入を迷っているならまずは買ってみるのも良いと思います。

ポルシェオーナーとなって見えてくるものは今まで見たこともない新鮮で広々とした景色であることは私が保証します。

特に私はプリウスからの乗り換えだったので、余計にそう感じました。

 

ただ、無理はしないように!

ローンを含めた固定費を払った後、手元に残るお金が収入の4割~5割あれば問題なく維持できると思います。

(もちろんそれ以下でも生活はできると思いますが、私はオススメしません)

 

皆さまの楽しいポルシェライフをささやかながら応援しております。

では、今回は以上です!

 

また次回に。