(最終更新日:2021.10.13)
ポルシェっぽいフォルム、AMGっぽいエンジン
フェアレディZ、恰好良いですよねぇ。
この前友人のZと近くの観光地までパンツァーフォーしてきました。
もうこれだけでどこかわかる方は多いかもしれませんね。
干し芋おいしいです。
今まで実車で見かける機会はあれど、まじまじと観察する機会はなかったフェアレディZ。この型式はZ33と呼ばれる02年~08年まで生産されていたモデルです。
なかなか格好良い!
Z32
Z33←これ
Z34
Z32はレトロっぽさもなく、80スープラみたいなJDMっぽさもなく、中途半端さが感じられます。
逆にZ34はスタイリングは洗練されてるけどちょっと角張りすぎな、ZではなくR35 GT-Rに近いものを感じてしまうのであまり心に響きません。
R35もそれはそれでかっこいいですけど!
ですが、Z33は絶妙に角が取れているし、ほどよくきつくない古臭さ、レトロみがあります。
ポルシェで言うと997と近しいものを感じます。そういえば発売された年代も一緒ですね。
あとはエンジンもどえれぇいい音します。
流石NA6気筒、この官能的なサウンドも今じゃ日本ウナギみたいなもんでレッドリスト入りです。
生で聴くとこの4倍良い音しますよ。感動もの。 車外の音はマフラー変えないと微妙かも…。
あと、めっちゃ速い。アクセル踏むとシートに体が張り付く。
私のふっつーのマカンだとなかなか追い付けません。
まあつまるところこの車、いいとこ取りしてるんですよ。
ポルシェの風格に、メルセデスAMGのようなエンジン。
AMGエンジンと呼べるのはV8以上だろって話は…ふぇぇごめんなさい…わかるけどそんなお金ないからゆるして…。
この絶妙な塩梅が恰好良さの源なのかなぁとも思っています。
両社に似ているからとも取れるかもしれませんが、FRのポルシェは激高プレミアムだしメルセデスのクーペはグリルゴリ押し侍ですよ。
ちょうど良い、かっこつけず乗れる日本のドライバーズカーお手本だと思います。
そして、安い!!笑
Z33のボリューム帯が30万~200万ですからね。増車しちゃおっかな~でちょちょいっと買ってこれるのも強みです。
家庭がある方は絶滅危惧種で保護しないといけないからとでも理由をつけましょう。
この車が半年くらい頑張れば乗れると考えると、結構破格な気がします。
古いゆえに味わいがある
最終販売されたものでも10年以上経っているものが大半なわけで、どうしても細かいところの劣化は気になるかもしれません。
ところが友人はうまいことスタイリッシュな内装に変えていました。
この内装で赤いアルカンターラに見える場所は全て自分の手で張り付けたそうです。う~ん、オシャレ。
暗くて見えづらいですが、ステアリングもMOMOに替えています。
86やBRZもそうですが、自分でカスタムできる幅があったり、社外品をつけても御咎めが無い(メーカー保証とか考えなくていい)環境こそが味わいを生んでいるんだとわかりますね。
こういったものが更に中古車市場に流れていくことで、オーナーたちの魂が受け継がれていくわけです。
最新のものが最良であると、ポルシェプリンシプルに感化されていましたが、いやぁそんなことはない。
古いものこそ輝く場所があるのだと、ニッサンが残してくれた6気筒NAエンジンが奏でるハーモニーを堪能しながら実感していました。
やっぱりクーペが欲しいよぉ・・・・・・・・・。
いろいろ、がんばります!
ちなみに自分でステアリングを握って運転はしていなかったので、個人的評価についてはまた次回の機会に。
ではでは、また次回!