(最終更新日:2021.10.7)
こんにちわ、アキタローです。
今回は直近、2020年8月時点でのマカンリセール価格について変化がありましたので記載していきたいと思います。
今までも、それなりの回数マカンのリセール価格について取り上げてきました。
こちらは2019年12月時点の価格記事。
(最終更新日:2021.10.25)21年10月 追記マカンⅢが発表されたことにより、前期・後期の分けではなくなりました・・笑ここでは前期=マカンⅠ・後期=マカンⅡだと読み替えていただくようお願いします。マカンⅢにつ[…]
こちらは2020年5月時点の価格記事。
(最終更新日:2021.10.13)こんにちわ、アキタローです。今回は以前も記事を作ったマカンの中古車相場事情についてです。記載時は2020年5月上旬、新型コロナウイルスの影響真っ只中です。この記事では中古車[…]
ざっくりとまとめると、19年12月時点で平均591万円(ベースグレード)だった相場が20年5月時点で平均551万円になっていました。
わずか半年ほどで-40万ほど値落ち!
コロナ禍影響で先行き不安な点から買い手需要が減ったためだと考えています。
中古車市場でのコロナショックとも言えるでしょう。
しかし!
2020年8月度にはそうでもない気配が漂いつつあります。
懇意にしていただいているNobさんのブログでも下記のように記載があります。
ちなみにNobさんはクルマ関係の保険業に精通しており、多くの事業家(車の好事家でもあるか?笑)と取引があるため情報のスジとしてはとても信頼が置けます。
ご本人としてもフェラーリ 360モデナを所有されていたことがあったりと、クルマ自体・自動車業界にも造詣が深いです。
1~2カ月ほど前に法人の客先でこんな話をきいた。
『うちの会社はコロナの影響なんか全然なくて、むしろ売り上げは伸びてるのよ。でも、銀行が無利子で貸せるから頼むから借りてくれと話を持ってくるもんだから、とりあえず1500万円借りたんだよ。何に使おうかねぇ。』
結局新車で車を複数台購入したそうだ。
うむむ、新型コロナにおいてまた2極化が進みそうなのがわかるエピソードですね。
この新型コロナ禍において政府が経済を支えるために無利子・無担保・据置での融資提案を金融庁も打ち出しています。
(https://www.fsa.go.jp/news/r1/ginkou/20200501-2.html)
銀行側もこれを受けてキャッシュを払い出し、経済を回そうとしているのでしょう。
本来(?)であれば辛い状況に立たされている企業を存続させる策ですが、特に影響を受けていない方も利用できるようなので、上記の使い方も出来るのでしょうね。
私はこういった施策に今のところ縁がありませんが(笑)、最大限利用できる個人事業主の方などは積極的に活用すべきでしょう。
お金をどんどん使うことで経済を救えるわけですから。
こういった制度を利用できる方はキャッシュが手元に確保できるので、経費としても処理できることが多い車にお金を回す方が得策、と判断されているのでしょうかね。
では、そんな状況下でマカンのリセールがどう変わってきているか、記載してみたいと思います。
ちなみに、前回記事の参考で2020年5月時点の早見表を貼り付けておきますね。
グレード別 | 2019年12月 中古車平均値(215台) | 2020年5月 中古車平均値(373台) | 変動幅 (掲載台数) |
ベースグレード | 591万円 (66台) | 551万円 (127台) | -40万円 (+61台) |
Sグレード | 602万円 (56台) | 582万円 (93台) | -20万円 (+37台) |
GTSグレード | 798万円 (40台) | 768万円 (69台) | -30万円 (+29台) |
ターボグレード | 743万円 (53台) | 689万円 (84台) | -54万円 (+31台) |
さて、ここからどう変わったでしょうか?
2020年8月、マカン(ベースグレード)の平均中古車価格は582万円(5月から+31万円)
さて、結論から記載するとやはり中古車市場価格は上がっています。
そもそも5月時点で300台以上あった掲載台数が100台以上減って240台ほどですからね。
(ちなみに、240台のうち1台はディーゼルでした。さすがに比較ができないので(笑)、それは集計から除外しています。)
なかなか凄まじい勢いです。
せっかくなので、前回同様グレード分けして状況を見ていってみましょう。
価格の比較先はすべて20年5月時点です。
カーセンサーにて調査、8月時点の結果です。
ベースグレード 582万円(+31万円) 計69台
我がマカンであるベースグレードもわずか3か月で怒涛の31万円アップです。
ありがてえ…!
一番お求めやすいマカンではありますが、走りはしっかりスポーツしてます。
おまけに5人乗りで荷物も乗る。
引手数多でしょう。
需要増により相場アップ、と。
Sグレード 633万円(+51万円) 計66台
Sグレードは+51万円アップです。
いったい何があったのか?笑
前期Sグレードのエンジンは非常に魅力的なサウンドですし、後期もパワフルながら静粛性が高くスポーティさだけ売りじゃない整ったエンジンです。
個人的に”マカンと言えば”、なボリューム帯のグレードであるので需要が増加しているのでしょうか。
お買い物カーとして乗るには少し刺激的すぎるかもしれませんが、休日の峠ドライブにもこれ一台で対応できますから本当に万能です。
ちょっと加熱しすぎじゃないのと思ってしまいますが、まあとにかく人気のようです。
GTSグレード 769万円(+1万円) 計51台
お買い得グレードであるGTSはほとんど変わらず。+1万円の差です。
元々GTSグレードの底値は硬かったですから、こういった相場にあまり影響を受けないのかもしれないですね。
今から購入を検討されている方は、まずはぜひGTSグレードを検討してみてください。
様々なオプションが最初から付属してきてお得ですし、需要が高いためリセール相場としてはマカンの中で一番高いです。
ターボグレード 678万円(-11万円) 計53台
アウトバーンを東海道新幹線と同じ速度で駆け抜ける刺激的なSUV、ターボグレード。
-11万円・・・(´;ω;`)ブワッ
元々リセールはちょっと辛いグレードでしたが、ここにきて唯一値下がり…
ターボグレードちゃんは何も悪いことしてないのに…
ですが、一番の馬力と速度を誇るマカンのハイパフォーマンスグレードであることは変わりません!
がんばれ、ターボグレード!!
逆に考えればお買い得です!!!
まとめ・・・
ターボグレード(´;ω;`)以外が値上がり。 特にSグレードは50万円以上相場上がっている。
新型マカン(後期型)に絞って平均値を比較すると…
さて、前回5月は前期型と後期型の集計を分けていましたので、後期型の相場を比較してみましょう。
グレード別 | 2020年5月 後期型平均値 | 2020年8月 後期型平均値 | 変動幅 (掲載台数) |
ベースグレード | 809万円 (17台) | 846万円 (13台) | +47万円 (-4台) |
Sグレード | 1177万円 (7台) | 900万円 (17台) | -277万円 (+10台) |
GTSグレード | – (掲載無) | 1239万円 (3台) | – |
ターボグレード | 1378万円 (1台) | 1037万円 (3台) | -341万円 (+2台) |
値上がりはベースグレードのみ。
Sグレードとターボグレードは5月時点でまだ相場がしっかり定まっていなかったようで、大幅マイナス値です。
とはいえ、後期型の売買は活発なのではないでしょうか。
一部の好事家以外の一般的な消費者心理としては、より新しく維持費がかかりにくい車を購入したいでしょうから後期型に需要が集中していると考えています。
…そして、気づかれたでしょうか?
この表の中でも、ターボグレードちゃん(´;ω;`)はGTSグレードに市場価格で今のところ負けているのです。
もちろん、GTSグレードとターボグレードで1年の年式違いはありますが…。
前述したSグレード・ターボグレード同様にまだ相場が定まっていない、日本に入ってきて間もない段階だから高い価格を設定しているだけでしょうか?
それとも、6000km程度の走行距離の差??
あと半年もして相場が落ち着いた時にSとターボの間に綺麗に収まってくれると良いですが…
いろいろな憶測をしてしまいます。
どなたかターボグレードちゃんを拾ってあげてください、スゴイSUVなんですホント(ToT)/
まとめ.中古車市場は今、ホットです。マカンのリセールは良い傾向!
さて、最後に表にまとめさせていただきます。
グレード別 | 2019年12月 中古車平均値(215台) | 2020年5月 中古車平均値(373台) | 2020年8月 中古車平均値(239台) | 5月比較 変動幅 (掲載台数) |
ベースグレード | 591万円 (66台) | 551万円 (127台)↓ | 582万円 (69台) ↑ | +31万円 (-58台) |
Sグレード | 602万円 (56台) | 582万円 (93台) ↓ | 633万円 (66台) ↑ | +51万円 (-27台) |
GTSグレード | 798万円 (40台) | 768万円 (69台) ↓ | 769万円 (51台) ↑ | +1万円 (-18台) |
ターボグレード | 743万円 (53台) | 689万円 (84台) ↓ | 678万円 (53台) ↓ | -11万円 (-31台) |
やはりSグレードの伸びが驚きですね。
考察としては…
5月~7月のタイミングで価格が高い2019モデルが中古車市場に売られた + 安い前期型モデルが値落ちしたところを消費者に買われて平均値を押し上げた
という線で考えています。
中古車市場は今間違いなく、ホットです。
市場が活発であれば、売買時に売却プラス査定や購入値引きなどが通常よりも期待できるのではないかと思います。
マカン、とても良い車だけに今後どうするか悩みますね…。
過去の記事もご覧いただくと、より市場の値動きがわかるかと思いますので、貼り付けておきます。
2019年12月時点の価格記事。
(最終更新日:2021.10.25)21年10月 追記マカンⅢが発表されたことにより、前期・後期の分けではなくなりました・・笑ここでは前期=マカンⅠ・後期=マカンⅡだと読み替えていただくようお願いします。マカンⅢにつ[…]
2020年5月時点の価格記事。
(最終更新日:2021.10.13)こんにちわ、アキタローです。今回は以前も記事を作ったマカンの中古車相場事情についてです。記載時は2020年5月上旬、新型コロナウイルスの影響真っ只中です。この記事では中古車[…]
何かの参考になれば幸いです。
では、今回は以上!