実録!ポルシェマカン購入~納車までの道のり(鬼試乗編)

(最終更新日:2020.4.3)

こんにちわ、アキタローです。

今回は私がポルシェマカンを購入するまでの道のりを記事にしたいと思います。

備忘録的な側面もありますね。笑

さらりと流すくらいでお付き合いください。

 

長くなってしまったので2部構成にします。

鬼試乗編⇒こちらの記事です。

祝納車編⇒

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2018年8月。漠然と車を意識し始める。

部署異動に伴って、駅から少し離れた場所に勤務することになったワタシ。

ド田舎のため公共交通機関は1時間に1本くらいしかない。必然的に車通勤に。

その当時は30型プリウスに乗っておりました。とっとこ元気に走ってくれるかわいい愛車です。

 

そういえば車検近づいてるなァ…オレのZVW30も…。

と、湾岸ミッドナイト的な言い回しが頭を過ったのが8月頃のこと。

 

2019年3月に車検の時期を迎えるのですが、それまでは車にほとんど興味がなかったためプリウスにまだまだ乗るつもりでした。

しかし、車通勤をし始めるとそれまではまったく興味が無かったのに隣を走るクルマや対向車線から向かってくるクルマが気になるようになりました。

わずかながらに乗り換える選択肢も頭の中に芽生えていたんでしょうね。

 

あの大きなクルマ乗りやすそうだナ…。

よく見てみるとミニバンかコンパクトカーしか走ってないナ…。

普段使うようになり、尚且つ車検という一番の替え時が近づき、ますます興味が湧き始めました。

消費税も増税するし。

 

迷って決断が遅れてもいいように、早めに早めに動いて行こう。

そう思い立ち、怒涛の車関係のネットサーフィン&試乗申し込みが始まったのです。

2018年10月。あるクルマに試乗したことで、考え方が変わる。

思い立ってから2か月後にはいろいろな車を試乗できていたと思います。

・ニッサン エクストレイル
・マツダ CX-5
・スバル フォレスター
・トヨタ CH-R

などなど。

この時からSUV一択でしたね。なぜか、と言われるとうまく説明できません。笑

単純に路上で目につきやすくて、荷物もいっぱい積めそうだし人気車種だからリセールも良いだろう程度の感覚だったと思います。

実際に試乗してみると似たような雰囲気でも車の味付けが結構違うことにも気づきました。

 

エクストレイルはちょっと安っぽいな…CH-Rは社内が狭すぎるし後席辛そう…フォレスターは意外に広々で快適…CX-5は売れる理由がわかる仕上がりの良さ…。

 

試乗するだけではその車の本質まで計り知れませんが、なんとなく好き・なんとなく嫌いという感覚をあまり知識の無い自分でも持つことができたのは僥倖でした。

逆に知識がないからこそ雰囲気やフィーリングで判断できてしまっていたのが、結果として良かったのかもしれませんね。(/・ω・)/

その感覚は愛車を選ぶ際に最後まで持ち続けていましたし、もちろん今も大事にしています。

 

まずは国産車の外観が良さそうだなと思ってみた車を大体試乗してみました。

さて、この中どう選ぼうか…と思っているときに、某価格サイトでふと目についたのが…。

 

BMW X1。

https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X1/2019/bmw-x1-inspire.html

 

そういえば輸入車って全然考えてなかった!

でも価格高いなぁ…、こんなに高い車売れてるのかな?いやいや、人気ランキングだと結構上位だぞ?(当時)

ランキングで評価されるということは理由があるはずだ!

 

物は試し。

試乗だけであれば失うものもないし、まずはディーラーに連絡してみようと。

 

その後はもちろんスムーズで、翌週には試乗できることに。

 

ただ、当日になってえらく緊張してしまいました。

今まで国産車にしか乗ってきていないもので、ウインカーの位置が違うとか言われても絶対間違えるだろうなと。笑

しかし予約はもう入れてしまい後には引けない状態。

 

ええいままよ!

緊張で手汗を身にまといながら青白ロゴマークのお店に初入店。

BMWディーラーの営業担当の方はとても優しい方でした。

輸入車乗ったことないんす、へへっ。っと、緊張のあまりなぜかナメてしまった態度を取るワタシに対しても手取り足取り国産車との操作方法の違いを教えてくれました。

そして、国産車より幾分か勇ましいディーゼルエンジンを無事起動し、路上へ。

 

走り始めた時は胸がドキドキハートキャッチ状態だったので正直、走行性能がどうとか加速感とか、ステアリングの感触などは覚えていません。

そもそもステアリングは手汗でびちょびちょだったしね。フフン。

 

しかし!そんな状態でもわかることが1つだけありました。

 

めっちゃ乗り心地イイ。

 

え?なにこれ…今まで乗ってきた車ってなんなん…。

今になってよくよく考えれてみれば特別乗り心地を重視した車ではないというのはわかるのですが、この時は違います。

ワタシは日本という枠組み、その中のかなり狭い世界しか知らぬひよっ子だったのです。

 

もう、衝撃でした。

輸入車ってまったく次元が違うんだなと。

自分の世界が急速にワールドワイドに広がっていくのを感じました。

 

これは輸入車もしっかり試乗しないとダメだ!

そう思って急遽、再始動し始めたのが10月です。

このキッカケは自分の中の価値観を変える大きな出来事でした。

 

そう。

実は“意識していない内に国産車の中から選ぼうとしてしまっていた” のです。

 

先入観が強かったんでしょうね。

輸入車は壊れるだとか、お金だけかかるとか。実際は調べても、確認してもないのに。

知らず知らずのうちに選択肢を狭めてしまっていたんです。

今だから言えますが、早く気づけよと思いますね。笑

 

このことに気づけたのは大きな収穫です。

そして、その後の怒涛の対象を国産車から輸入車に変え、鬼チェックが始まるのでした。笑

 

今更ながらこの時乗っていたのがルノーとかプジョーのフランス勢だったらまた違った未来だったんだろうなぁと思います。

このタイミングで乗ったのがBMW(ドイツ勢)だったため、そのあと試乗するのがドイツ一辺倒になってしまったのが少し後悔です。

自分の中でドイツの車=めっちゃイイ!になってしまったんですね。

6行前に選択肢狭める云々思ってるのにアホの極みです。

歴史は繰り返す…。

2018年11月。試乗も佳境に、最後の2台までがんばって絞る。

その後の1か月間は毎週のようにディーラーに訪問し、試乗していました。

BMW X1の他試乗した車としては、

・BMW X3

・アウディ Q5

・ジャガー E-PACE

・ボルボ XC40

などです。

同じ自動車なのにここまでパッケージに違いが生まれるものかと、それぞれの車ごとにハッキリとコンセプトを感じることが出来ました。

ちなみにメルセデスに乗っていないのは個人的にデザインが好きではないからです。

好みの問題ではありますけど、乗っておけば良かったなとは今も思います。笑

 

複数台試乗し、輸入車のフィーリングにも慣れてきました。

底知れない走行性能高さには毎回驚きを隠せないですけどね。

 

そして、想定予算を超えるけどせっかくだから乗っておこうかなと思ったのが、マカンなのです。

そうなんです、当初マカンを買うつもりは毛頭無かったんですよ。

記念試乗的な意味でディーラーに足を運んだわけなのですが…。

 

試乗したらベタ惚れしてしまいました。

今まで試乗した車より1つ上の次元というか、全てのまとまりが洗練されていたんですね。

思うままに曲がるステアリング、足に食いつくように反応するペダル、しなやかでありながら路面情報を伝えてくれる乗り心地。

これがポルシェのSUVなのかと。

車に対して恋心にも近い気持ちを抱いたのは正真正銘、初めてです。

 

寝ても覚めてもマカンの事ばかりしか考えられない日々が始まり…。笑

 

しかしながら不満点は1つだけありました。

ベースグレードは若干、エンジンが非力かなと思っていたのです。

でもV型6気筒エンジンを積んでいるマカンSは完全に予算オーバー。

 

そこで、X3のM40dを検討することとしました。

当時は試乗車もなかったので、同じエンジンを積む7シリーズに乗らせてもらったのですが、やはり異次元の加速感。

ディーゼルエンジンながら滑らかにレブリミットまで回る様子は正にシルキーシックス。

BMWのエンジンは本当に素晴らしい、これもまた惚れ惚れします。

ただデザインがいまひとつ…キドニーグリルの内部丸見えだしナ…。

悩みどころです。

 

最終的にはポルシェ マカンとBMW X3 M40d、この2つで最後まで絞り込むこととしました。

BMWの営業の方はグイグイ来るタイプで、ポルシェの営業の方はほどよい距離を保つタイプの方。

BMWの方には本当に各種頑張っていただいたのですが…。

 

2018年12月。決め手はやっぱり恋心。

結局、一目惚れにも似た恋が勝ってしまいました。

 

内心、これしかないと決めていた節もあったと思います。

X3は破格の提示をしていただいたところ、申し訳なさもあったのですがせっかく乗るなら後悔のないようにと。

おそらくあの時X3を選択していたら、このブログも立ち上げていなかったんじゃないかと思いますね。

 

おかげさまで、本当に充実した毎日を送れています。

 

とは書きつつも、12月は予約をしただけです。笑

新型が発表され、ディーラーにも何台か枠が宛がわれていたタイミングですね。

この時はもうウキウキワクワクでマカン以外の事が手に付きませんでした。

早ければ4月納車と言われていましたから。

 

しかし…。

嗚呼、ここからが長かったのです…。

祝納車編に続きます。

2018年12月に予約、注文書に印鑑を押したものの。

納車までの間もかなりイベントがありました。

ご機嫌にならない方の。笑

 

そちらはまた別途、記載させていただきます。

⇒記載しました!

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今回は以上!

また次回に!