10年間車を乗ってきてわかった、良い車3つの条件+1の要素

(最終更新日:2021.10.13)

かなり考えが偏っていますが、自分なりの3カ条です。

※2020年12月追記

評価項目に・乗り込む時にワクワクするか を追加しました。
試乗記の際、順次追加していきます。

運転していて楽しいこと(ドライブフィール)

まずこれは絶対に外せません。
楽しい、という感じ方は主観的で人により異なりますが、共通するのは思いのままに動くことだと思っています。
自分の思い描いたラインでカーブを曲がる、思った通りにブレーキが効く、踏み込んだ分だけ加速する。
これらがきちんと備わっている車は意外と少ないです。

 

車の基礎とも言える要素ではありますが、各メーカーごとに独自性を持たせやすい個所でもあります。
例えばトヨタ、可能な限り角が立たないようにこの基礎の部分は丸く構成しています。
マツダはドライバーが気持ちよく運転できるよう、リニア(思いのまま)な感覚を重視しています。個人的にはブレーキフィールが重たすぎると思いますが…。
そしてメルセデス、どのタッチも重厚感がありますがゆえに安心感があります。

各社、様々な味付けがされているところ。

 

運転していて楽しさを感じるかどうか、この部分は本当に大切です。

車に対してどこまで愛着が出てくるかの最重要ポイント。
是非妥協なく、選び抜きましょう。間違っても家族のために~、とか考えて箱型フラつきミニバンを選んではいけません。
貴重な人生をミニバンで終えることになりますよ。

私が敬愛するウィットに富んだモータージャーナリストことジェレミー・クラークソンは言っていました。

人は結婚と育児を経験し、ミニバンに乗って死ぬ

ちなみに私は普通の国産ミニバンに乗るしか無くなったら墓の準備を始めると思います。

魅力的なエンジン音であること(エンジンサウンド)

ここはなるべく外せません。工業製品でしかない車を官能的にするチャームポイントです。
しかし…実は、一番妥協しなければいけない部分です。

こちらも主観的で人によって良い音、魅力的な音の定義は変わりますが、多くの方はモータースポーツ最高峰であるF1エンジンサウンドが至高なんじゃないでしょうか。
残念ながら、環境に配慮した結果今は聴けなくなってしまいましたが…。

このようなサウンドを起点に考えた時に、近しい音色を持つのは気筒数が多い車です。
V12を積んでいる車は…。いやいや、パッと思いつく限り一端のサラリーマンには手が届きませんよね。
V10もまだ厳しいかな、V8は…。
などと考えていくと、予算的な面で普通の4気筒だとかV6や直列6気筒、頑張ってV8になるわけです。

更にそこから各メーカーのサウンドクリエイトがあるわけで、自分の琴線に触れる車はかなり限られてくるのです。

結局、私の場合は買える中で一番音が良さそうなものを選ぶだけです。


ですが、なるべく妥協しないようにしましょう。何もしなければ車の外観は変わりませんが、音は毎日変わるものです。
つまり、エンジン音は末永く飽きることなく楽しめるということです。

自分の生活スタイルに合っていること(ライフスタイルとの合致)

意識せずとも考えている方が大多数かと思いますが、生活スタイルによってそもそも選ぶべき車は変わってきます。

子供は?
家族も乗るのか?
遠出を良くする?
家の前の道路が狭い?
自転車を車内に積みたい?
休日だけドライブしたい?

例えば路地が入り組んだ先にある駐車場に、幅2mを超すアメリカンピックアップトラックで乗り入れるかと考えると、普通はしませんよね。
妥当なコンパクトカーなりが検討視野に入るはずです。

用途に合わせて最適な車というものが用意されています。

しかし、最近はクロスオーバーという名のもとに出来る限り一台で済ませられますよという車種があります。

それが皆様もご存じ、SUV。なかなかの売れ筋ジャンルです。


ですが、極端な言い方をすれば走りはクーペに負け、積載量はピックアップトラックに負け、オフロードはクロカンに負けます。
正に器用貧乏。

私はなんでも一台で…と安易な考えでSUVを選択してしまいましたが…。
日々の買い物も楽ちんで、遠出もし易い。なんでもそつなくこなせるSUVは一台で多くのことに対応できるので、維持費という面でも魅力的です。


ただ、この買い物をよくよく考えてみると、完全には納得できていなかったですね。

そんなに人を大勢乗せるわけでもないし。

 

やっぱりクーペが、クーペが欲しかった…。

 

よくよく考えれば、2人乗り+5人乗りの車を保有する2台体制も視野に入れられたはず。


そこを盲目的にSUVで、と考えが凝り固まってしまったのが良くなかった。
一度立ち止まって考え直す力も必要と感じますね。

(こう書いてしまいましたが、今の車も大好きですよ)

自分の生活スタイルに合うかどうかは、本当に改まって考える必要があると思っています。

乗り込む時に昂揚感(ワクワク)を持たせてくれること

今まで上3つの項目だけで評価してきていましたが、ワクワク感を持たせてくれるかという項目を設けることにしました。

今までの評価項目だとエクステリア・インテリアについて評価する部分がまったくなかったので 笑

その車が提供してくれるプレシャスな体験をレベルとして評価を表そうと考えています。

 

まとめ

私的感覚の基準判断で恐縮ですが、10年間以上乗ってきてわかった、私の中の車選びの基準です。


色々な環境があると思いますが、多少の無理を押し通してでも買う価値がある車は絶対に存在します。


そういった車に多く出会えるようになりたいですね。

運転していて楽しいか(ドライブフィール)

魅力的なエンジン音であるか(エンジンサウンド)

生活スタイルに合っているか(ライフスタイルとの合致)

乗り込む時にワクワクするか(昂揚感を得られるか)

※乗り込みワクワクポイントでインテリアとエクステリアを主軸に評価するようにしました。

この4点を主軸にしてレビューしていきます。

 

 

ではでは!また次回。