(最終更新日:2019.12.24)
夢の車とは…今はフェラーリ ローマ
こんにちわ、アキタローです。
先月発表されたフェラーリ ローマ。以前も記事にしましたが、現時点での私の理想形の車です。
(最終更新日:2019.11.17)車界のアイドル、その名はフェラーリ。珠玉のエンジン、風光明媚のフォルムああ、美しい…。フェラーリが発表したFR駆動のGT、ローマ(ROMA)が恰好良すぎます。なんでフェラー[…]
エンジンはフェラーリにしては標準のV8ターボではありますけど、外観がドストライク!
こんな車が所有できることを夢見ているところではありますが、おそらくなんだかんだで3000万越えの車。
おいそれと購入できるものではありません。維持費もめちゃかかるだろうし。
でも…色々な事をかなぐり捨てたらもしかしたらイケるか…?マイホーム諦めるとか!
フェラーリを買うためにそんなことをちょっと考えてみましょう。まずは夢を求めなきゃ!
ただの会社員の私でもきちんと考えれば買えるかもしれない!
やるぞぉ~!
買うために準備するもの…マイホーム(もしくはガレージハウス等)
10行目にして夢砕けました。解散です解散。
実のところ価格的に近しいからフェラーリを先に買うか、マイホームを先に買うかって記事にする予定だったのに、調べていったら両方必要ってあまりにも酷ではないだろうか?
もう少し夢を見させてほしかった。世の中うまくできてるなあ…。
さてさて、一応現実的に考えていきますが、なぜマイホームもしくはそれに準ずる場所が必要なのか?
細かく見ていきましょう。
あと、本当に厳密に差支えなく言えば、マイホーム等が無くても購入できます。支障は結構あると思いますが…。
マイホーム等が必要な理由1:電源コンセントを用意する必要がある。
フェラーリオーナー以外の方は、私含めてなぜ用意する必要があるのか不思議に思います。
電源コンセント?車載バッテリーがあるじゃん。って。
その通りなんですが…フェラーリのバッテリーは待機中でもめちゃ電力を消費するんです。
GQ JAPAN
29歳、フェラーリを買う – Vol.4
https://www.gqjapan.jp/car/series/20190329/ferrari-360-vol4“なぜ、コンセント? ボクはまったく理解できなかった。聞けば、フェラーリオーナーの多くはバッテリー上がりを防止するべく、コンセントからバッテリー充電器を通し、バッテリーに電気を補充するという。
セキュリティ機能などが作動中のフェラーリは、エンジンオフ後もつねに電気を消費するから、保管時はコンセントへつないだまま(バッテリー充電器も常時オン)にするそうだ。”
確かに、セキュリティ機能と言われれば少し納得もします。
マイホームほどの資産価値がある車なわけで、なんにも対策がされてなければ盗難対象としてはうってつけでしょうね。
車に対してどのような最新鋭セキュリティが施されているのかはわかりませんが、待機状態で電力を消費する理由としては真っ当な理由です。
私の車にも待機中に録画できるドライブレコーダーがついていますが、後付の外部バッテリーに接続してバッテリーが上がらないようにしていますから。
この若くして360モデナを購入された方は外置き。後述しますが、やはり外置きはフェラーリにおいてデメリットが大きい。
外置きでどうやって電源コンセントを確保するでしょうか?接続するのは100V程度の家庭用電源ですので、”手段を選ばなければ”比較的簡単に用意できます。
・非常用発電機を用意する。
駐車場所を選ばない方法ですが…ずっと回し続けるためにそれなりに騒音を出してしまう発電機を常時使用できるかという問題があります。
加えて、稼働させるための燃料ですね。ガソリンを定期的に補充する必要があります。
手間もかかるし、そもそも発電機を稼働させたままにしておくのは管理的にもよろしくありません。
発電機も盗まれる世の中ですからね。
あまり現実的ではないかな。
・家の外向き電源からケーブルを引っ張る。
これはそれなりに現実的な線でしょう。外部出力口がなければ家の改修工事が必要です。
部屋の中にあるようなコンセントを引っ張れば良いというわけではなくて、外部用の専用口が必要です。露出していたら雨が降った際にショートしてしまいますからね。
専用の業者さんにお願いしましょう。配線敷設と外壁に口を取り付ける必要があるので、ちょっと工費はかさみそうですが雨漏りなどを気にしないようしっかり施工する必要があります。
え?マンション住みはどうするんだって?・・・・。寒さ暑さを堪えてドアの隙間から引っ張ろう。
・定期的にエンジンをかける。
一番簡単かつ費用がかかりません。普段通り乗ってエンジンをかけて数時間待ってる、もしくはドライブしてくればOKですからね。
ただ、フェラーリのバッテリーは2週間持つかどうかといったところです。
しかも…エンジン始動時にそれなりの電力を食うわけで、数分だけでは始動時に使用する電力がアイドリングでの充電電力より上回ってしまうらしい。辛い。
毎週数時間乗る気力を出すことができるかというと…乗用車ではありませんから、それなりにパワーが必要になってきそうです。
自分の気持ち次第ではありますが、ゆくゆく億劫になってしまうでしょうね。
上記に3つの方法を記載しましたが、どれもオーナーに負担をかけるものです。
そう考えていった先には、やはりガレージハウス等にコンセントを設けて室内でケーブルを直配線して接続するのが一番良いと。
これがマイホームやガレージハウス等を持たないとフェラーリを買えない理由その1です。
マイホーム等が必要な理由その2:始動音などが近所迷惑になりやすい。
これは車自体というより、人に対する影響ですが。
フェラーリが誇るV型8気筒エンジンやV型12気筒エンジンはエモーショナルで感動的なサウンドを響かせてくれます。それはもう、聴くだけで胸がすく思いのような。
ですが、それはあくまで自分だけのこと。
その華麗かつ官能的で甘美なマフラー音を轟かせているところにも、まだ寝ている人がいるかもしれません。自分の意図しない音で叩き起こされるのはたまったものではありませんね。
魅力的な車を保有するのも結局ただの人ですから、社会との繋がりがどこかしら発生しています。
ご近所さんとの繋がりもそれで、社会規範としてお互いの不可侵領域を持っているはずです。例えば、隣の家の柿を勝手に採らないように。
早朝や深夜にバカでかいブリッピングをして睡眠を阻害するなどしてしまうと、良好な関係を築けるわけがありません。
加えて、日中帯であったとしても快く思わない人が絶対にいます。空気が振動して伝播する音は簡単に他人のプライベートを侵害しますから。
ご近所さんとの健全で穏やかな生活を送るうえで、音をシャットアウトする施設が必要です。その通り、専用ガレージなどですね。
社会的に生きるために、マイホーム等が必要な理由その2です。
マイホーム等が必要な理由その3:しっかりとした専用ボディカバーを用意する必要がある。(外置きの場合)
まず、そもそもフェラーリを屋外保管するのはコンセント用意の意味合いでも、盗難などのリスクとしても推奨されるものではありません。
そのリスクを加味した上で外置きするしかない方は、少なくともボディカバーをする必要があります。
そもそも資産価値としてもとても高い車です。その価値が落ちないように、愛車が傷つかないようにボディカバーはするべきものだと思っています。
そこで問題になってくるのがボディカバー自体の問題です。
安く、楽天・アマゾンで買えるような汎用品を使うとどうなるか?
・寸法が合わないため、隙間から砂が巻き込まれる ⇒ カバーの中で砂が舞い、車体が傷だらけに。
・固定方法が甘いものも多いため、強風に弱い ⇒ ボディカバーが中途半端に引っ掛かり、車体が傷だらけに。
・屋外用カバーは一般的に通気性が悪い ⇒ カバー内で湿度が上がり、塗装やゴム類に悪影響を及ぼす。
他にもカバー自体をつけたり外したりするのが大変というところもありますね。
なんにせよ、汎用品ではそれなりにリスクある保管方法なわけです。
きちんと採寸を行った専用ボディカバーであれば、上記のようなことはあまり起こりません。
その道のプロである、仲林工業さんなどは有名どころでしょう。数々のフェラーリ用ボディカバーを制作している、老舗です。
ちなみにですが、ユーザーからの評価はとんでもなく良いです。私もいずれスポーツクーペに乗る時が来るので、その時はお願いしようと思っています。
マカンは大きすぎて脱着が大変そうなので…今は見送り。
きちんとした、このようなボディカバーをつけてようやく外置き保管が出来るのだと思います。
しかし、それでも様々な要因でのボディへのダメージ等は、外置きでは避けにくいのが実情です。
よって、やはりマイホーム等が厳重に保管できる環境が必要になってくると。
これが理由その3です。
それでも…それでもワイにはフェラーリが必要なんや!
Saskia TolhuisによるPixabayからの画像
そんな人は腹を括って泣く子も黙る青空駐車!
もしくは奥の手、実家の敷地内にカーポート作って置いとく!
車両保険なんかつけねえでタイヤ溝が無くなるまで乗れ!
それもそれでロックな生き方。
アリなのか…?けどやっぱりそこまでの冒険は普通に考えて無理ですね。
だって3,000万だヨ・・・・・・・。中古でも1,000万だヨヨヨ…。
保管場所はともかくとして…一見さんが買えるの?
Toby ParsonsによるPixabayからの画像
新車は厳しい、中古は買える
実際に買いに行く勇気があるわけではないチキン野郎かつノーマネーの虎である私ですが、上記のように認識しています。
新車は厳しいというのは、予約受注は受けてもらえるけど納車に1年半とかかかるのですぐには買えない(納車できない)、という意味合いです。
ただし、もちろん限定車両である488Pista Spyderなどは一見では絶対に購入できないでしょう。そういうプレミアカーはまず1台2台でもフェラーリを買っていないとお声もかからないでしょうから。
中古は見込みでディーラーが数台発注してたり、ちょっと乗ったけど飽きた(マジかよ)って人が乗り換えで売ったりしてるので意外と流通量はあります。
あまり古いモデルは逆にプレミアがつくくらいではありますが。
フェラーリは値落ちが本当に少ないのでイニシャル費用さえ用意できてしまえば、メンテナンス費用も含めて実費200万~300万くらいで乗れてしまうものです。
よくあるパターンとしては、
“アキタロー様、ローマの受注は承りましたが大変人気があるため納車までどうしても1年以上かかってしまいます。
その間、すぐにご納車できるポルトフィーノがございますが、こちらはいかがでしょう?ローマと同じV8エンジンを搭載していますから、フィーリングは今から同様のものをご堪能いただけるかと…”
こんなセールストークが繰り広げられるのでしょう。
つまり、まずは中古を買ってねというわけです。
実際、新車を買えるだけの予算が組める人ならば、中古もポムッと買えるのは当たり前でしょうからね。
前金としてはディーラーにもよりけりでしょうが、予約申し込み時に車両価格の10%程度・生産開始時に車両価格の10%程度の振り込みです。
3,000万の車両価格として、合計600万手元に用意しておけばまずは良いわけですね。
えっ?そんなお金あるわけない?
ははっ、何を隠そう私もですよ。取らぬ狸の皮算用してるのが一番楽しいんです。 ・・・かなしみ。
まとめ:まずは車の前に保管場所を確保しよう
マイホームとまではいかないまでも、フェラーリを安心安全に保管できる場所(コンセント、エアコン付き)をまず確保しましょう。
都内近郊であれば専用のガレージハウスがあります。こういったところを借りるのがまず手っ取り早いですかね。
でも、需要が高いせいかすぐ埋まってしまうのがネック。
そうなると…やっぱりきっちり保管できるガレージなり、家なり建てるしかなくなってきちゃうんですなぁ。
保管するための専用の場所を確保するところからはじまるのが、やっぱりフェラーリというプレミアブランドらしいところですね。一筋縄ではいかぬ。
よって…結論です。
フェラーリを買うために準備する事は…
フェラーリを安心安全に保管できる家を建てよう!!!
ああぁ~夢も希望もなんにもない!
自分で書いてて日本海溝(深さ8,020m)より気分が落ちていくのがハッキリわかります。やだやだ。
でもでも、世の中には絶対、がんばってマンション外置きで維持されているオーナーさんがいるはずです。
そういった方の情報があれば私の今後の励みにもなりますので、もし気が向いたらご連絡いただけますと大変嬉しく思います…!
でも外置きだと古すぎる年式のものだと塗装の劣化も怖いし、かといって最新のモデルを外置きはなかなかないだろうし…。
現在だと360モデナあたりのオーナーさんが頑張ってる層でしょうかね?
私も一度は所有してみたいです…。がんばろう。
では、また次回!!