(最終更新日:2021.10.13)
こいつ、いつもベンツ借りてるなって思いますよね。結構直前でも予約が空いてるんです。
普通の営業所でも借りれる
以前(2019年)、新千歳のプレミアムレンタカーでGLA220をお借りしました。
(最終更新日:2021.10.13)そもそも借りられることにビックリ私は年一回程度、雪の無い季節に北海道に旅行に行っています。その中で密かな楽しみがレンタカー。どんな車をレンタルしようか、なんてことで1週間悩むこともザラにありま[…]
北海道で乗ったGLA220で判断する限り、自分にはやはりメルセデスベンツは合わないかと感じていました。
が、実際大元のAクラスはどないなもんだろうと思い立ったが吉日、ちょうど四国に旅行するタイミングでもあったのでまたおなじみニッポンレンタカーさんでちょいプレミアムなレンタカーを堪能させていただきました。
今回お借りしたのはA180です。
ヤナセ プレミアム レンタカー
https://www.nipponrentacar.co.jp/service/area/info067_p.htm
この四国旅行、実は香川県から愛媛県に渡るだけで4県回るわけではない…そこまでガッツリしたものではないです。いつかはお遍路もやってみたいですけどね。その前にひょろひょろモヤシの足腰鍛えるのが先か。
空港に無事着陸しレンタカーデスクに向かい、予約を確認しハイエースにて営業所へ。高松空港店、意外と遠いんですね…。信号待ちもあるけど10分くらいで営業所着。
そこから確認事項や支払いを済ませ、キーを受け取る。
「何か操作等でわからない事がありますか?」
ああ、大丈夫。メルセデスは乗り慣れてるからね。(北海道で3日乗っただけ)
「よく右手でウインカーの操作をしようとしてドライブモードが解除されてしまう方も多いので」
ありがとう、私は心配無用だよ。左ウィンカーでしょう、乗り慣れてるからね。(北海道で何回かニュートラルに入れそうになった)
「ではお気をつけて行ってらっしゃいませ!」
お気遣いありがとう。メルセデスのシートはやっぱり乗り心地が良いなあ。
さて、ササッとナビを設定して出発しようか。
・・・・・・・・・。この時、私の動きが止まる。
ナビの使い方を思い出せなかったのだ。
・・・まずい、さっきの店員が少し怪訝な目でこちらに視線を送っている。
これではまったくスマートではない。何のために乗り慣れてるアピールまでしてドヤ顔したというのだ。
早く出発しないと私の沽券に関わりかねない。
どれだけ画面をタッチしただろうか、反応が悪いのかと思い指先にいくら力を入れても車内に空しくアイドリングサウンドが響くだけだった。
少し思い出してきた、このセンターコンソール下にある○ダイヤルか?…グルグル回すと、なんとナビに選択肢が現れたではないか。
よしよし、やはり問題が発生した時はガチャるに限る。
しかし…決定ボタンはどこだ?一向に選択できない。
・・・・・・・・・・・・・。
“よし、大体地図は頭に入ってるから出発しようか!ナビは無くても行けるよ!”
その後、目的地まで通常10分のところ30分もかかってしまうことを、あの日見たA180を借りた若者はまだ知らない。
前置きが長くなりましたが、普通の営業所でもプレミアム~な車は借りられたのがちょっと驚きでした。
よく調べると新千歳の営業所が特別なのね…。
結局ナビの使い方は後でググりました。
A180総評:コンパクトカーとしては頑張ってる
ちなみに北海道で借りた旅程と比べると、今回のルートはかなりエグイ。
また別の記事で書きますが、私の我儘で四国カルストに挑戦しています。これがガチ林道なんですねェ!今までぬるま湯に浸かっていたことを実感しました。
距離が長い登り道で曲がりくねった道だし尚且つ所々相互通行できない、片側は急斜面の崖。見通しも悪すぎて久しぶりに日中帯にヘッドライトを点灯しました。
そんな状況でA180はよく頑張ってくれましたよ、いい子いい子。
カルストの方から下ってくる幅1.9m越えSUV達(X3とかランクル)は無事に下山できたんでしょうか…私がそのSUVでここ登れと言われたら入口で早々に諦め土佐にカツオ食べに行っていたか、道路を踏み外してあの空の上でカツオを食べる幸せな夢を見ていたことでしょう。
いい子(A180)の足が無ければ四国満喫欲張りルートはなし得なかった、ありがたや。
アキタローが震えあがった道の先にある四国最高峰の絶景、四国カルストの記事はこちら!
(最終更新日:2019.11.30)あまりにも絶景だが道中難所多しこんにちわ、アキタローです。少し前の11月上旬ですが、四国旅行に行ってきた際に以前から行きたかった四国カルストに行ってきました!道のりは噂通り一筋縄で[…]
さて、A180はGLA220と同じプラットフォームを使っているためホイールベースなど始めとして各所同じような外観です。
フロントフェイスはGLA220に比べるとおとなしめで、全長も短い。A180の方がオラつき感が無いから好きだなぁ。
それにしてもメルセデスは黒色が映えますね。
写真で気付いた方も多いと思いますが、最新モデルのA180ではないんですよ。
最新はこんなの。
メルセデスベンツ new Aクラス
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/a-class/a-class-hatchback/explore.html
なので、おそらく乗り心地だったりとか安全装備などは今のA180よりは劣っていると思うので、あしからず。
ちなみに、新旧の外観で言えば新しい方が好みですね。シンプルにかっこいい、特にフロント。
さて、実は今回もあまり写真も撮っていなかったので早速ですがアキタロー目線での評価です。
基本的に私の中では3つの軸での評価をしています。
(最終更新日:2021.10.13)かなり考えが偏っていますが、自分なりの3カ条です。※2020年12月追記評価項目に・乗り込む時にワクワクするか を追加しました。試乗記の際、順次追加していきます。運転してい[…]
運転していて楽しいか - ★★☆☆☆
ロケーションもあったとは思うんですが、北海道で乗ったGLA220の2倍は楽しめました。
コンパクトな車体なのでスイスイ曲がれるし、しっかり止まる。加速感は…そんなものを求める車じゃないんですよ。
GLA220で感じた微妙な要素(ハンドリングの鈍さや鈍重感)が、軽いというファクターによりA180だと絶妙に調整されている感じです。
あと、大きなポイントだと思うのですが一日6時間以上運転をしていてもまったく疲れませんでした。
自分でも驚くくらいで、ここまで疲れなかった車は初めてです。
うーんAクラス、いいかも。
魅力的なエンジン音か – ☆☆☆☆☆
「耕運機のエンジンを目覚まし代わりにしていた方がまだ気持ちよく起きれる」
生活スタイルに合っているか – ★★☆☆☆
私の生活スタイルにはジャストフィットではない、と感じています。
2台体制で、例えば奥様用の車をA180にするチョイスもありかなとは思いますが…。
もっと手ごろでオシャレ感が強いルノー ルーテシアなどいくらでも選択肢があるセグメントですから。
メルセデスAクラスを選ぶ理由は好みの問題かもしれません。
ですが、腐っても鯛という言葉もある通り、メルセデスベンツであるということは強力な訴求力です。
国産車に比べると剛性感はやっぱり全然違って、乗ってる際の安心感は段違いです。
私に年頃の娘がいたら絶対これに乗せてます。
乗り込む時にワクワクするか– ★☆☆☆☆
まあまあ、頑丈な車だから安心するけど・・・ワクワクまではしないかな。
プレミアム感での高揚感は少し味わえます。
結論ですが、コンパクトカーというセグメントにおいて間違いなく1つの選択肢になっていると感じます。
こちらもGLA220と同様、エントリーグレード。
ですが、A180の方がしっかりと作り上げられている感が強いですね。やはり重量差が印象を大きく変えるんでしょうか。
私はGLAとAクラスどちらかを選べと言われたら間違いなくAクラスを選びますね。
乗る前と乗った後では印象が大きく違う、いぶし銀な車でした。
では、また次回!