(最終更新日:2021.10.14)
こんにちは、アキタローです。
またしても大幅に期間が空いてしまいました…(;_:)
この間、プライベートでは本当に色々な事があり(笑)、電車も通らないような田舎である地元の方に出戻ってきたところです。
引っ越しの荷解きを後回しにしてたところもあり記事を書ける環境を整えていなかったのですが、これはイカンと思いつつもやはりデスクトップPCをセッティングし直すのはあまりにも面倒くさい!
ただ記事は溜まりまくってしまっていたので、割り切って仕事用のノートPCで書くことにしました!笑
あとはちょっと期間が空きすぎたのもありますが、今後はもう少し更新頻度が高められるよう記事スタイルを変えていこうと思っています(‘_’)
ちなみに今回のRS3は最新型(2022~)ではなく1つ前の型のものになります。あしからず!
簡単まとめ評価:★★★★★★★★☆☆(8点/10点)
運転していて楽しいか - ★★★★☆
魅力的なエンジン音か – ★★★★★
生活スタイルに合っているか – ★★★★★
乗り込む時にワクワクするか– ★★☆☆☆
私が重視するのは、ドライブフィール・エンジンサウンド・ライフスタイルとの合致・乗り込む時の高揚感、この4点です。
(最終更新日:2021.10.13)かなり考えが偏っていますが、自分なりの3カ条です。※2020年12月追記評価項目に・乗り込む時にワクワクするか を追加しました。試乗記の際、順次追加していきます。運転してい[…]
– 出会いはいつも突然に
さてさて、少し前ですが今年の4月下旬、アウディRS3(今で言えば前世代モデル)に試乗してきました。
この車との出会いは本当に偶然でした。
この日は懇意にさせていただいている、Nobさんとのオフ会。
時間があるのでAudi行ってみます?という旨で近場のディーラーさんに。
元々は辛口評論と定評のあるNobさんも絶賛していたQ8を試乗しに行ってみようという思惑でした。
しかし、ディーラーに到着してみるとあまりにも目立ちたがりな配色の車が…笑
RS3!?これは乗らねば!!とディーラーの方に掛け合って急遽RS3に試乗することとなりました。
ほんと、たまたま置いてあったみたいです。
Nobさんの試乗レビューはコチラ!
突貫小僧の親玉。 世の中にはいろんな車がある。 速そうで速い車、速そうで遅い車、、、。 アウディは最近はやや強面になって…
さて、運よく試乗出来たRS3ですが、簡単に一言で表すなら”小さな猛牛”です 笑
車好きな方で”牛”と聞くとランボルギーニを想像する方も多いと思いますが、いやいや正にこの車は近しいものを持ち合わせています。
所謂モンスターハッチバックと呼んでも謙遜無いでしょう!
RS3 ハッチバックのスペックは以下の通り。
全長 | 4,350 mm |
全幅 | 1,800 mm |
全高 | 1,440 mm |
車両重量 | 1,590 kg |
エンジン | 直列5気筒ターボチャージドエンジン 排気量 2,480 cc 400馬力・トルク48.9kgf m |
全長や全幅・全高はほぼA3やS3と一緒です。
後述しますがインテリアもほぼ同一。
では何が違うか??
デン!RS3の心臓は直列5気筒ターボチャージドエンジンです!
世界探してもほぼ唯一と言ってもいいくらい貴重なエンジンをフロントに横置きしているのがRS3。
通常のA3やS3は直列4気筒が限界なところ、RSと冠が付くスポーツモデルは1気筒増やして登場です。
この400馬力をアウディが誇る四駆システム、クワトロで4つのタイヤとも地面に叩きつけて走るわけですから遅いわけがない。
0-100km加速は驚異の4.1秒!
瞬きをしている間に法定速度を超えたネクストステージに連れていってくれます。
ついでに記載すれば、4気筒ではないし6気筒ではないのでエンジン音がとても独特です。
1-2-4-5-3とエンジンが点火していくオンリーワンのサウンドシンフォニーはベイビーR8と言っても過言ではありません。
楽器のようなエンジンといい飾らないスタイルといい、ちょっと拘りの強い私のようなハートをうまく擽ってきます。
こういう車なわけで、テンションが上がらないわけがないんです 笑
– どこまで行っても破綻無し、圧巻の走行性能
ちょっとしたストレートを踏ませていただいただけですが…。
とにかくブレずに安定しています。
圧巻のトラクション。
どんなに運転が下手な人でも安定して速いと思います。
私もその一人ですが 笑
いや、これは凄い。
いつぞやのマイマカンを感じるような走りでした。
素晴らしい走行性能で、特に私が良さを感じたのは三点。
どこまでも安定している鬼トラクション
止まっている状態からベタ踏みしても、しっかりと路面にモンスタートルクをぶつけてきます。
それでいて各タイヤのトラクション管理がうまく、タイヤが破綻しない(ホイルスピンしない)ギリギリで加速していきます。
ゆえに安定してるし、速い。
カーブは試乗出来たコースであまり試せませんでしたが、おそらく速度域を相当高くしても難なく曲がっていくだろうと感じさせる凄みの技術。
雷光のDCTで変速は思うがまま
アウディでの呼称はSトロニックと呼ばれているこのDCT、多分に漏れず変速はとても速くノーストレス。
パドルシフトでの変速は思ったタイミングで自由自在、思い通りにドライブを組み立てることが出来ます。
変速のレブマッチも非常に頭が良く、気持ちよくイメージした回転数に合わせてくれます。
耳福のオーケストラを一等席で味わえる
なによりコレでしょう!
アウディが世界に誇る直列5気筒エンジンは4気筒とも6気筒とも言えない、魅力的なエンジンサウンドを味わえます。
特徴的なエンジンサウンドは一度聞けばずっと耳から離れないほど。
街中で5気筒のRS兄弟(TT RSとかRS Q3とか)を見つけるのが得意になりますよ((+_+))
凄いと聞いてはいたけど、やはり実際に乗ってみると凄みを実感できます。
特に加速感とともに増していく5気筒エンジンのクレッシェンドサウンドは実車じゃないと味わえないですね。
むむむ、欲しい!笑
– 質実剛健なインテリア
インテリアは通常モデルから劇的に変わるわけでもないです。
そこがまたツウ好み?
通常モデルからインテリアの少ない変更点としてシート形状がより体をホールドできるスポーツシートに変更。
さらにレーシー感を醸し出す細かなステッチも入ります。
乗り込む時にしっかり目に入ってきますから、ドライブ気分を高揚させてくれるワンポイントですね。
ダッシュボード周りはスッキリ。
とはいえ、前世代モデルなのでインフォメーションモニタがモノリスのように直立しているのはちょっとマイナスポイント。
意外と視界に入ってきて邪魔に感じる時があるんですよね。
ドライバーシート正面のドライブインジケーターのモニタと高さが合ってないのもちょい気になりますね。
発表されている現行世代はスマートに埋め込み式です。↓
ちなみにエアコン吹き出し口周辺は赤く塗装されています。
こういったところでも特別なモデルということを主張していますね。
– 能ある鷹は爪を隠す
エクステリアに関して、まず目に入ってきしまうのが毒々しいまでのグリーン 笑
目立ちたがり屋さん専用カラーと言っても過言ではないですが、通常のグレーやホワイト・ブラックに関しては至って普通。
グリルがRS専用ハニカムグリルが装着されているものの、見てくれは通常モデルと大差ありません。
つまるところ、RS3で無難な色を選択するとまさに羊の皮を被った狼となるわけです。
これは刺さる人には刺さる、玄人好みなチョイスとなるでしょう(・o・)
逆に派手さが欲しい人にとってはいまいちなモデルとなってしまいますが、そういう方はR8かTTを買ってネ!というアウディからのそれとない思し召しを悟るしかありません。
クソデカディフューザーとクソデカマフラーがあること以外は至って普通の乗用車です。
そこが重要だし大きな違いだろって?
一般人は車の下わざわざのぞき込んで見たりしないんで大丈夫です!
近づくとピカピカと輝く蛍光グリーンを感じられます。
この色のセンスはともかく(笑)、ドイツ車らしいしっかりした塗装とプレスラインですね。
ドアの隙間のチリも上下キチッと揃っています。
うちのフィアットは納車時からフェンダー外れかかってたりと随分なおまぬけカーなのですが、アウディの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。
(最終更新日:2021.4.3)こんにちは、アキタローです。久しぶりの投稿となりました。実は年始から体調を崩していて、なかなかブログを書ける状態でもなかったのですが、現在この記事を書いているということが復調の証かと思[…]
キッチリもの好きはドイツ車を買うべし…
まとめ(買いか?):ホットハッチが欲しいならば買い
簡単なまとめです。
運転していて楽しいか - ★★★★☆
運転していて自在に操れる感覚をしっかり感じることが出来ます。
思った通りに運転できる車がつまらないわけがない。
アクセルとブレーキを間違えなければ誰が運転しても80点以上のドライブは可能でしょう。
ただ、1つ個人的な難点を上げるとすれば安定しすぎてるということ。
公道レベルにおいてはあまりにも安定しすぎていて、逆につまらなく感じるところがあります。(ほんの少しですけどね
このあたりポルシェとかは味付けが上手く、公道でもドライビングプレジャーをハッキリ体感できます。
なので、惜しくも4点かな。
魅力的なエンジン音か – ★★★★★
これは乗ってみて踏んで聞いてください。
病みつきになるほどの快音です。
5点!
生活スタイルに合っているか – ★★★★★
5ドアのハッチバックはまさに1台ですべてをこなせてしまうスーパーマシンです。
チャイルドシートもOK、お買い物も可能、もちろん富士スピードウェイもバッチグー。
死角無し。
5点です!
乗り込む時にワクワクするか– ★★☆☆☆
見た目は普通、中身は獣なRS3。
個人的にはもうちょっとレーシーな外観をしていてもOKです。
ドライバーシートに座ってエンジンをかけた時の高揚感は何物にも代えがたい麻薬ですが、乗り込む時は意外とフツウかも・・。
総合評価:★★★★★★★★☆☆(8点/10点)
振り回してもおそらく相当楽しく、シンプルに安定して速い。
良い車だと思います。
自分が買うか?と言われると買いたい車の1つとお答えするのは間違いないでしょう。
現行世代のRS3もめっちょカッコイイですから検討している1台です 笑
次から次へと魅力的な車が出てきて車好きとしてはたまりませんね。
現行RS3が日本にも届き始めたらもちろん試乗に行くつもりです。
ではでは、今回はここまで。
また次回!