フィアット500Xスポーツに1年間乗ってみて(維持費など)

(最終更新日:2021.12.11)

こんにちは、アキタローです。

今回はフィアット500Xスポーツを購入してからほぼ一年が経過しました。

この一年間をさっくりと振り返っていってみたいと思います。

まあまあ故障知らずの快適フィアット

(納車時のマイフィアット)

先にまとめると、故障は1つも発生しませんでした!

イタフラでよくありがちな自走できる故障は故障のうちに入らないという格言がありますが、まったく故障はしませんでしたよ。

よかったよかった。

 

快適に安全に、一年走り切ってくれました。

快適に、って部分なんですが、フィアット500Xは快適装備が充実しています。(意外とね 笑)

 

特に重宝しているのがヒートシーター、運転席と助手席両方で使用できます。

30秒~1分ほどでじんわりとシートが温まるので、秋冬の寒い日は必需品ですね。

(ヒートシーターは2段階調整可能)

エアコンもきちんと効きます!

日本車ほど強烈に急速にってのは難しいんですが、夏場の暑い時期でも(1分くらいすれば)しっかり冷やしてくれるので十分です。

ダイヤル式のエアコンなので、運転しながらでも調節が簡単。

昨今の無駄に先進性を主張してエアコン操作がタッチパネル化してしまった車たちと比べるととってもユーザーフレンドリー。

(アナログ操作がありがたく感じる)

 

基本的に運転席と助手席しか人が乗っていないため、後席の乗り心地を確かめるタイミングが今のところありません。

子どもはチャイルドシートで爆睡してることばかりだし 笑

ただ、車内はやっぱり狭いかなあという印象です。

後席窓もそこまで広くはないし、MX-30ほどではないだろうけど圧迫感を受けそう。

(窮屈に感じる窓)

さらに、この小さな窓はウィンドウもそこまで下がりません。

まあ形状上仕方ないけど・・

(最下段まで下げてこの状態、解放感は薄い)

席の大きさは十分でそこそこ長い時間座っていられると思いますが、圧迫感はそれなりに感じるはずです。

マカンで狭い運転席は慣れていたのであまり気になっていませんが、国産車から乗り換えると足元の窮屈さを実感するかも。

 

左フロントフェンダーが浮き上がっていたけど修理完了

納車直後からこんな感じでフェンダーが浮き上がっていました。

正にイタリアンクオリティ、ブレないね!

一年点検の際に再度クリップに止めなおしていただいて対応完了です。

この隙間に結構砂利とかが入ってしまっていたらしく、また緩む可能性あるかもとのこと。

その際はまたディーラー入庫ですね((+_+))

振り回して楽しい!コーナーで光る車

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こちらの記事でも詳しく書いていますが、コーナーが楽しい車ですね!

足回りが引き締められているため、それなりのスピードでもカーブの際にはググッとノーズが入ってくれます。

かなりタイト目コーナーでも安心して曲がれますね。

電子制御のせいでコーナーアウトからアクセルを踏んでもほぼ反応してくれませんが(笑)、ワインディングロードではスムーズなコーナリングに口元が緩むこと間違いなし!

馬力は150馬力ちょっととSUVの平均的なパワーなので直線では加速感がすぐ頭打ちになってしまいますが、その分コーナーで楽しめというイタリアからのメッセージなのだと私は受け取っています。

気になる維持費は…高くないけど給油回数が多い!

さて、フィアット500Xの一年間を乗った維持費です。

所感として、維持費に関してはまったく高くありません。

ただ、ガソリンタンクが小さい上に燃費は良くないので給油回数が多いのが挙げられる難点かなと笑 (500Xは48Lタンクです、以前のマカンは60L)

総額は少なく収まっていたとしてもガソリンスタンドで給油するたび、かかる費用が目に入るので精神衛生上あまり良くない(=_=)

 

コロナ禍ということもあり遠出は減っていますが、楽しくてついついエンジンを回してしまうので燃費も悲しい結果に。

気が付くとガソリンメーターが赤く光るのが500Xスポーツですね。

まあもちろんしっとり穏やかに乗れば違うんでしょうが、せっかくのスポーツモデルだし…勿体ないかなって 笑

年間総額…約900,000円

内訳はこの通り。ある程度丸めてるのであしからず。

全て一年の合計金額です。

◇ローン代 480,000円(月40,000)

◇駐車場代 90,000円(月7,500)

◇ガソリン代 86,000円(月7,200)

◇自動車税 30,500円(~1500cc)

◇コーティング等色々 210,000円

 

ローンを抜けば420,000円!

マカンに乗っていた時は半年間で720,000円(=年1,500,000円くらい)だったので、600,000円は浮いていますね。

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半年間で合計すると…722,000円

カーローンを抜けば392,000円ですが…うーむ、それなりですね。
今まで乗ってきたクルマがプリウスだったもので、ガソリン代の高さは特に感じます。笑
それなりの維持費はどうしてもかかってしまいますけど、それでも買って良かったと思っています。
お金じゃ買えないプレシャスな価値があるんです!

マカンもめっちゃ良い車でしたけどね~( ;∀;)

こう比較するとわかりますが、やっぱりお金かかる子でしたね…

 

フィアット維持費の細かい内訳も書いていきます。

◇ローン代 480,000円(月40,000)

知っての通り、現金一括で買えばこの費用はかかりません。

無理のない範囲でちびちび払い続けてます( ;∀;)

◇駐車場代 90,000円(月7,500)

これは都内の人からすれば破格だし、敷地が余りがちな田舎(失礼)の人からすればちょい割高な金額だと思います。

私は地方都市とも言えない、中途半端に発展してるところに住んでいました。(賃貸です)

電車の乗り継ぎとってもラクチン、ただ車は頭おかしいレベルの渋滞が出来るし歩いたほうが早いという有様でしたが、そんな背景があってか駐車場の価格は良心的だったと思います。

◇ガソリン代 86,000円(月7,200)

これも住んでいる場所、車を通勤に使用するか否かで大きく変わってきます。

私は通勤にも使用していましたが度重なる緊急事態宣言によりテレワークが常態化、家から一歩も出ない日もありました。

そんな状況でしたのでこの金額に落ち着いたのかなあと思っています。

会社までの距離は片道40km。(現在は引っ越したので近くなりました)

結構遠い方だと思いますが、この金額で収まっているのはテレワークのおかげですね。

月平均にすると7,200円ですが、でっこみ引っ込みはありまして15,000円の月もありましたね。

燃費としては大体10km~12km/Lですね。マカンと同じくらいと考えると、サイズ感からするともうちょっと頑張ってほしいかな!(エコ運転しろよって話ですが笑

◇自動車税 30,500円(~1500cc)

誰しも払う自動車税ですが、500Xは1300ccのターボ。

排気量が小さいのでちょっとだけオトク!

◇コーティング等色々 210,000円

内訳としては、

・車内LED化(ディーラー施工、工賃込) 45,000円くらい

・エシュロンガラスコーティング 95,000円くらい

・ドラレコ購入&取付(ショップ) 70,000円くらい

です。

大したことやってませんが、まあまあかかってますね。

以前のマカンはディーラーでドラレコ・コーティングお願いしていましたが、違うショップでやってもらったらどうなるのかな?と思って別口で施工してもらいました。

結果、ドラレコは大差なし。コーティングは目に見えて違うカモ?

思い込みな部分あると思いますが、ディーラーコーティングよりヌルテカ度合いが強化された気がします。

◇一年点検・・・イージーケアに入っているので0円

11月に一年点検行ってきましたが、イージーケアという1回目の車検までの点検費用を負担してくれるサービスに入っているので無料。

ちなみに1回目の点検は3万円ちょっとでした。それくらいなら払ってもいいかなと思うけど・・笑

安定したパフォーマンス、懐に優しい車。
まだまだ手放せない(はず笑)

1年間乗ってみて…フィアット500Xスポーツはなかなか飽きない車だと思います。

維持費としてはかなり軽い方だと思いますし、6000kmを超えダンパーがこなれてきてからは乗り心地もそこまで硬くない。

コーナーをそこそこ攻めることも出来るし、シフトパドルでシフトダウンの音を楽しむことも出来る。

以前乗っていたマカンと比べると万能感・上質感は流石に薄くなっています。

ただ、フィアットはより個性的な方向ですね。キャラクターがより明確になっている感じがして、わかりやすい。

 

マカンはどこか底知れぬ凄みが常に眠っていて、ある特定のシーンで隠された部分が表に出てきたりしていました。

これはドイツ人の緻密さを実感できる一方、マカンという車をうまく定義付けできない理由でもあるかなと。(万能すぎるんです笑)

ところが500Xに関しては、常に方向性がブレないし限界値がわかりやすい。

変幻自在といかないからこそ、フィアットが手掛けるSUVはこうあるべきというビジョンを肌で実感できるんですね。

言葉ではうまく表せないのですが、車との二人三脚感が強いのがフィアット500Xです。

 

(初のオフ会も500Xで)

これからも乗り続けたい車ですね!

エクステリアも特に気に入っているので!

 

今回は以上です!

また次回に。