試乗記(簡易), シトロエン C3 :こんなクルマがあったなんて

(最終更新日:2021.11.1)

こんにちは、アキタローです。

今回はメルセデスAMG CLA35 に引き続き、同日にシトロエン C3に試乗してきました!

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急遽のシトロエンディーラー訪問ということもあってじっくりと確認まではできませんでしたから、簡易試乗記とします。

印象としては…

”見た目も乗り心地も、ゆるふわキャラ。こんなの初めて!

といった具合でした。

 

プリンみたいなポムポムボディにインテリアはマシュマロみたいなふわふわシートです。

こんなキャラ、今まで出会ったことない…!(サ○リオさん、ごめんなさい)

 

私が重視するのは、ドライブフィール・エンジンサウンド・ライフスタイルとの合致・乗り込む際の高揚感、通常この4点ですが…。

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今回は簡易的な試乗レビューですし、私の従来路線からかけ離れた立ち位置のクルマですから、良い所3つ・悪い所3つで記載してみたいと思います。

シトロエン C3のスペック

スペックは下記のとおり。

新車価格:229万円~260万円

試乗車:C3 キャラメルエディション 256万円

全長3,995 mm
全幅1,750 mm
全高1,495 mm
車両重量1,160 kg
エンジン直列3気筒 ターボチャージドエンジン

排気量 1,199cc

110馬力・トルク20.9kgf m

全長の割に全幅が大きい、グラマラスボデエの持ち主。

全高は1,500mmとプリウス等と似ている高さではありますが、実際の室内空間の広がりはそれ以上を感じます。

エンジンはPSAグループお手製の3気筒ターボエンジン。

街乗り・お買い物カーとして使う分には必要十分です。

車体が軽いためかするすると加速していきますので、試乗範囲内ではまったく不足ありませんでした。

 

 

それでは、

シトロエンC3を試乗して感じた、

良い所 3つ

悪い所 3つ

 

記載していきます。

良い所:シトロエンでしか味わえないものがある。

ではさっくりと3つ。

試乗をして“ここは好きだな、良いな”と思った部分を記載します。

見た目がとても可愛く、個性的。

まずは見た目でしょう。

エクステリアはシトロエンにしかない世界が描かれています。

少しポテっとした、雰囲気のゆるさが特徴的。

シトロエンのロゴマークである”ダブルシェブロン”がしっとりとデザインに調和しているのがステキ。

他メーカーは”うちのロゴです!バーン!”な、うまく調和の取れてないデザインしてますからね。

 

フロントフェイスもリアフェイスも、本当に個性的です。

街中で走っているのを見かけると、思わず頬が緩んでしまうような可愛さを感じます。

 

あと、希少性も高いのも個性派に一躍買っています。

一般的に知名度が低く、国内流通も極小です。取扱いディーラーも少なめ。

ですが、そのおかげでこのC3ビジュアルを見かけるとインパクトが大きいんですよね。

街ゆく人たちの脳裏に刻まれていく、小粋なクルマであることは間違いないでしょう。

 

サイドに備えるエアバンプも特徴的。

ビビッドなキャラメル内装にアーモンドグリーンが映えますね。

う~ん、お洒落。

家に一台のシトロエンがあれば、華やかさや彩りに加点され優雅な暮らしを過ごすことができるのではないでしょうか。

個性で魅力たっぷりのクルマです。

シートの座り心地がまるでソファ!とてもリラックスできる。

このシート、今までの常識を覆しました。こんなクルマのシート座ったことないよ!笑

とにかくふわっふわ。

お尻の奥まで包んでくれるんじゃないかってくらい、沈みます。

かといって運転に影響があるほどの緩さではなく、ある程度の所で腰をサポートしてくれる不思議なシートです。

このシートは最早ソファです。

自宅のソファに座ってリラックスしていたのに気が付くと目的地についている、そんな感じ。

こればっかりは言葉では伝えられないので是非一度は座ってみてください。驚きますよ。

このシートで箱根のカーブをキツめに曲がったら体が窓ガラスを突き破りそうですが、乗るとゆったりとした気分になるのでそんな運転をする気が起きないクルマです。

 

シートの意匠も含め、内装デザインもとてもアクイーユにリュクシィ。

飾らないけど、一目見て素敵と思える絶妙なインテリアです。

シトロエンは”コンフォート:快適性”をブランドイメージとしていますが、そのエスプリにまったくブレがありませんね。

見事な座り心地。アッパレ。

ドライブ時もゆったり出来る、正にコンフォートな乗り心地。

もちろん乗り心地もコンフォータブル。

意外と足回りが素直でスイスイ動けます。

街乗りでも結構段差があったりしますが、そこをしっかりといなすのがシトロエンの強み。

とにかくゆったりと構えて運転ができます。

ふわりとしつつも、足回りはきちんと接地しているフィーリングです。

軽さを感じつつ、抑えるところは抑えているということでしょう。

 

座り心地と言い、正に動く”ホーム”ですね。

流石です。

悪い所:致命的ではないけど気になる。

次は悪い所。

ここは直してほしいな、と思う所 3つ挙げていきます。

3気筒ゆえか、エンジンの振動が大きくストレスになる瞬間がある。特に停車 / 低速時。

これはね…本当に気になりました。

乗り心地・座り心地が良いため?

普段気にしていない部分にも気づくようになってしまうからか、エンジン振動の煩わしさをとても強く感じました。

足元のペダルやドア、ステアリングから若干強めの振動が伝わってきてしまってます。

動き出すといくらか緩和されるんですが、信号での停車時は振動にしか意識が向かっていませんでした 笑

同乗者も同じことを思っていたそうで、助手席も同様の振動は感じるということ…。

コンフォートをウリにしているクルマですから、この点は早めに対応してほしいですね。

既に発表されていますが、次回C3のマイナーチェンジに期待でしょうか。

遮音性 / 静粛性が高くないため、外からの音などが気になる。

自車のロードノイズ自体はさほど気になるレベルでもないのですが、停車時に対向車からの走行音などが鮮明に聞こえました。

かつ、歩道にいる歩行者の会話も結構通る…。

“横”の防音が弱いように思えます。

本当の意味でリラックスするためにはこういった余計な雑音は取り除きたいところ。

価格帯的に仕方ない部分はあると思いますが、私はとても気になってしまいました。

C3 エアクロスなどになるとまた変わってくるかもしれませんね。

 

おそらく街乗りでこれだと、高速に乗った時は風切り音が相当大きくなりそうな予感がします。

エアコン操作などがタッチディスプレイに集約されてしまい、直感的に操作できない。

これは合う合わないの世界だと思います。

私はデジタルに振り切られるとついていくのが苦手な人間なので、アナログチックなつまみなどがあると安心します 笑

ですからC3に関してエアコン操作などセンターコンソールのタッチディスプレイの操作、ちょっと合いませんでした。

(もちろんオートエアコン設定はあります。)

 

タッチディスプレイだと指の汚れがついちゃうので、そこも気になりポイント。

直感的に操作できるのは利点ですが、運転しながらのちょっとした操作を考えるとアナログつまみが欲しいですね。

 

まとめ:他人と違うクルマを求める人に。

簡単ながら、シトロエン C3について記載してきました。

このクルマは

“とにかく個性的で快適なクルマが欲しい!”

という人には強く薦めることができるかなと思います。

 

悪い点も挙げさせていただきましたが、致命的なものではありません。

おそらく気にならない人には気にならないと思います。

 

私の総評として。

足車にいいんじゃないかな?候補に入れました 笑

価格もそんなに高くないですしね。

 

結構面白いクルマです。

近くにディーラーがあれば是非試乗してみてください。

 

では、今回は以上です。

また次回に!

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