試乗記 – ホンダ N-BOX : ガラパゴスの頂点

  • 2020年2月15日
  • 2020年2月15日
  • ホンダ

(最終更新日:2020.2.15)

こんにちわ、アキタローです。

今回はシビックに加えて、軽自動車の王者 N-BOX(カスタム)に試乗してきました。

(結局カタログ貰ってきたのはN-WGNです。すみません…事情は後述 笑)

印象としては…

”いかにも日本向けな車で、ガラパゴスの頂点

といった具合でした。
(ガラパゴスはもう死語ですよね…笑)

 

軽自動車は今まで乗ったことがほとんどありませんでしたが、今回は軽のベンチマークとも呼べるNBOXに乗りました。

正直に書くと…軽自動車、ちょっと舐めておりました。

乗り心地、心底悪いのだろうと思っていたのですが、それほどでもありませんでした。

あえて書くとすれば、ライズはなんだったの?って、そんなレベルです。笑

ただ…コアな部分に不安を抱える車でしたね

今回も足車としての試乗となります。

 

ちなみに私が重視するのは、ドライブフィール・エンジンサウンド・ライフスタイルとの合致、この3点です。

詳しくは以下をどうぞ。

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同様にシビックハッチバック(2020モデル)にも試乗しております。

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近しい価格帯として、トヨタライズの試乗記事もどうぞ。

どちらが良いかは…この記事の最後に記載しています。

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N-BOX カスタムのスペック

 

スペックは下記のとおり。

新車価格:174万円~212万円

試乗車:N-BOX カスタム G L ターボ(194万円) ←おそらく…笑

全長3,395 mm
全幅1,475 mm
全高1,790 mm
車両重量930 kg
エンジンDOHC 直列3気筒ターボ

排気量 658cc

64馬力・トルク10.6kgf m

 

全長全幅に関しては軽自動車規格なのでほぼ限界いっぱい。

日本建築と同様に、横と奥ゆきを大きく取れないので、あとは縦に伸ばすしかないわけで。

50年前の大相撲幕内力士、平均身長ほどの全高を誇ります。

50年前の幕内力士と現在の幕内力士の体格を比較すれば、力士の大型化は明確に分かる。今から50年前の1969年初場所の幕内力士の平均身長は180.4センチで、平均体重は125キロ。

J-CAST ニュース – 体は大型化、長期の「オフ」なし… 増える負担が力士を追い詰める

室内空間はゆったり快適どころか、違和感を覚えるほど広いですが…走りは如何に。

 

それでは、

・エクステリア

・インテリア

・ドライブフィール

・エンジン

・ライフスタイルとの合致

・まとめ(買いか?)

 

この順番でレビューしていきます。

エクステリア:どうしようもない恰好悪さ。

ライズでも同じことを書きましたが、このサイズ感の車で厳つさや力強さを出すことは私は無理だと思っています。

ハムスターがライオンの真似をして、凄味や畏怖を感じるでしょうか?

それと同じで、N-BOX カスタム系のギンギラギン(死語)に輝くメッキとフロントフェイスのオラつき感は非常に格好悪いと感じています。

便利で使いやすさを追求した白物家電でいればいいものを、無理やりに粧したような違和感。

N-WGNやN-ONEは柔らかい印象で好感が持てますけどね。

 

サイドもザ・箱!

空力を考えたのか、あっさりとプレスラインが入っていますが…外装は板そのものでストンと落ちております。

しかしこのサイズで電動ドアなのはすごい。便利を追求していますね。

 

そして、いつもの謎ピンポイントメッキです。

ズコーッ

なんで外装色で塗らないんでしょうか…。

デザインが地味すぎるからこういうところをピカピカさせないと没個性になってしまうのか?

 

リアは近くで見ると軽にしては迫力があります。

フロントよりかはまだ好きになれる余地がありそうです。

タイヤの細さがやっぱり気になりますけど…。

 

試乗車として用意してくれたのがN-BOXカスタムだったから乗りましたが、私が選ぶかと言われたらまず選ばない一台でしょう。

私が選ぶエクステリアとしては、N-WGNかN-ONEといったところです。

Honda – N-WGN

 

Honda – N-ONE

軽BOX車にはカッコ良さではなく、可愛さや愛嬌を求めべきと私は思っております。

 

ちなみに、S660は私も恰好良いと思っています。

スポーツカーの見た目をしていますからね。

Honda – S660

需要があるからこそN-カスタム系統を作っているのでしょうが…。

う~む…やはり私とは相容れないのでしょう。

インテリア:価格の割には頑張っている。

インテリアですが、価格の割には頑張って作っていると思います。

シートは合皮とファブリック。

座り心地はあまり良いとは思いませんが、過不足は無いフィーリングです。

ただこの合皮、ちょっと柔らかすぎな印象がありました。ずっと使って擦れていくと破けそうな気配があります。

 

最大限スペースを有効活用するため助手席フロントに小物置きスペースがあるのは流石と思いました。笑

横はやっぱり狭く感じますけどね。

 

インテリアは商用車と乗用車のギリギリ境目でしょうか。

日常の足車としてまったく乗れないわけじゃないですが、個人的には毎日これだとちょっと辛いかな…。

 

価格200万以下としては結構頑張ってる方なのではないかと思います。

ですけど…ライズと比べると、あちらの方がまだ良いインテリアだと思いますね。

ドライブフィール:乗り心地は思いの他良い。カーブの揺すられ感は非常に怖い。

乗り心地は冒頭でも記載しましたが、思った以上に良かったです。

嫌らしい突き上げなどはまったくなくて、ほどよい感触のサスペンションでした。

ライズとはこの点、雲泥の差です。1インチ差のホイールも影響大か?

ただ細かい振動はやっぱりステアリングから伝わってきますね。

近くのコンビニ行くくらいなら問題ないですが、カップラーメンが出来る時間握っているともう辛いです。

 

あと、カーブが非常に怖い。

相当減速してから曲がっていましたが、それでも上屋が揺れる揺れる。

基本的にカーブでは、

・減速

・ハンドル操作

・加速

となると思いますが、このうちの加速がいつまで経っても怖くて踏み込めません。

ずっとふらふら揺れてるんだもん…。

全てはこの縦に長いパッケージングの影響でしょうね。

現在の技術で制御できる、車の挙動の限界値がこの高さなのでしょう。

 

私はこのクルマじゃ怖くて高速道路には絶対に上がれないですね。

皆さんよくN-BOXを高速道路でFULL THROTTLEされておりますが、よくこのクルマで踏み込めるな、と。

乗ったあとだから感じるのですが、N-BOXでもの凄い加速をしている人を見ると頭のネジが吹っ飛んでるのかと思ってしまいます。

剛性面でも走行性能面でも、この車でスピード出すと本当に命が無くなると思います。

気を付けましょう…。

 

あと、ブレーキホールドは電動パーキングでなければできないということで、N-WGNにしかこの機能はついていません。

なので、N-WGNのカタログをもらってきました。笑

エンジン:予想できたので何もなし。

3気筒ターボCVT。

ライズでも書きましたが、もう何も言うことが無くなっております。

踏み込むと、素晴らしい煩さでございます。まあ、これは仕方ない。

ライフスタイル:素晴らしい。この車に積み込めないものは.50 Calくらい。

正に生活のための車。自転車も楽々積めるでしょう。

これで荷室が足りなくなるなら2tトラックをオススメします。

でも中東で流行ってるブローニングなどを荷台に積むカスタムは難しいでしょうね。

流石にピックアップトラックでないとカバー角度が非常に狭い。

荷室容量は調べても出てきませんでした。あまりにも広いから算出が出来ないのか?

足車としての積載量はピカイチですね。

まとめ(買いか?):買いません。

まとめです。
(★5つで評価)

運転していて楽しいか - ☆☆☆☆☆

正直に書くと、この車をこの項目で評価するべきではない気がします。

楽しいの前に怖さが襲ってきますから。

魅力的なエンジン音か – ☆☆☆☆☆

・・・・・・(死んだ魚の目をしたおじさんが横たわっている)

生活スタイルに合っているか – ★★★★★

素直にすごい。この小さなサイズ感の車にこれだけの容量が積み込めるというのは画期的です。

そりゃ売れるわけですね。機能性で言えば安全装備もモリモリですし、軽自動車スペースに駐車もできる。

燃費は非常に良くて30プリウス並。自動車税も軒並み安く、年間2万もあれば維持可能。

おまけにお子さんの送迎にも使えるし、自転車も積める。文句無し。


以上となります。

 

今回初めて軽自動車にしっかり乗りましたが、予想以上に洗練されたパッケージングでした。

日本をメインターゲットにし、機能性と空間を最重視した正に車のガラパゴス最右翼です。

売れる理由もわかります。安いし、使い勝手が非常に良いですからね。

軽自動車販売数のチャンピオンは伊達じゃない。

しかし、日本の独自性にチューニングしすぎて東南アジアを除く海外では売れない気がします。

逆に日本でさえ販売できれば良いのかもしれないですが。

 

前述しましたがこのクルマ、私は買わないですね

もちろん、運転が楽しくないというのもあるのですが、先に書いた“怖さ”があるからです。

カーブが安定しないのは、しいて言えば大したことじゃありません。

本当に怖いのは、その先にある事故。

果たしてこのクルマは自分を、自分たちを守ってくれるのか?

それが信じきれないからです。

空間を優先するということは、その分側面などフレームが薄くなるということですから。

もちろん安全面である程度の保証はされているのでしょうけど、実際にぺちゃんこや半壊している軽自動車を見るとあまり信頼はできません。

 

普段使いするには荷室容量など魅力的ですが、やはりクルマは安心・安全の上に成り立っているのだと再確認させてくれる試乗でした。

 

最後に…トヨタライズと比べると…。

総合的にはライズの方が良いと思いました。

乗り心地は悪いですが、安心感やデザインではまだライズの方が良いですね。守られ感はまだライズの方があります。

価格帯も近しいですから、荷室に拘らなければそちらをお勧めします。

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(最終更新日:2020.2.16)こんにちわ、アキタローです。今回はRAV4に引き続き、トヨタ ライズ Gグレード(TOYOTA RAIZE)に試乗して来ました。 印象としては…”も[…]

(それでも、どんぐりの背比べ感は否めないですが…笑)

 

では、今回は以上です!

また次回。

 

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