【2020年版】輸入車(外車)メーカーの特徴と印象

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イギリス系

(BMW)ミニ ★3

引用元:Carlogos

引用元:pixabay

2018年度 新車販売台数:25,794台

丸々としたヘッドライトがかわいいが、現在中身はBMWなためしっかり作られている車。シャシーもBMWと共有している。

ミニという名前だがSUVも発売していて、それは最早ミニとは言えない巨大なサイズ感であり、デカと呼ばれている。

3ドアだけでなく5ドアも早期に併売。それが日常に使いやすい小粋な車としてヒットし、なかなか売上を伸ばしている。生産終了してしまったVWビートルとの分岐点か。

乗っている層としてはまず若者。20代~30代の独身~子育て層が乗っているイメージ。クラブマンの印象が強い。

グレードによってはリアランプがユニオンフラッグになるなど、遊び心も多い。ゆるっとした見た目ではあるが、芯がしっかりしている人が選びそう。

奥様用足車として購入する人も多いと思うが、足回りがしっかりしているのでスポーツカー好きでも楽しめる。独特のゴーカートフィールにハマる人も。

バチバチに弄ってあるミニも多く見かける。かわいいフロントフェイスとのギャップが魅力なんだろうと思う。

ジャガー ★3

引用元:Carlogos

引用元:pixabay

ART OF PERFORMANCE
(性能の芸術)
2018年度 新車販売台数:3,759台
数多の再編に巻き込まれつつも現代に名をきちんと残しているイギリスの由緒あるメーカー。ネコ目のヘッドライトが特徴。
よく壊れることで昔は有名だったが、最近は改善してきているらしい。私が試乗した時はナビの現在位置が山の中だったが…。
スポーツモデルはどれだけ激しいマフラー音を作れば怒られるのかというチキンレースをメルセデスAMGと繰り広げている。SVRは最早花火大会レベル。
乗っている人はジェントルマン。初老の男性が多い。シックにサヴィルロウ(もしくは大手百貨店)で仕上げたオーダースーツを着こなしている印象。
レディースが乗っていることを見たことがないが、淑女であるのは間違いない。
とにかく見かけることが少ないレアメーカー。しかし、意外と近所にF-TYPEが停まっていたりする。(実体験)
その中でも一番見かけるのはやはりXE(セダン)。ジャガーを購入できる余裕があり、ジェントルな方に受け入れやすいデザインなのだろう。

ランドローバー ★2

引用元:Carlogos

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ABOVE AND BEYOND
(更なる高みへの挑戦)

2018年度 新車販売台数:4,228台

砂漠のロールスロイスとも評される、SUV一筋のメーカー。昨今のSUVブームにはいまいち乗れていない。イヴォークで巻き返しを図る。
代表するレンジローバーという車種は高級車として元々作られているため、内装の設えはとても壮麗。SUVで70年間やってきている歴史は伊達ではない。
メルセデスのGクラスよろしく、角ばった実用性重視の外観というのは支持される要素のようで、著名人など乗っている人も多い。
昔で言う四駆がなによりも好きで乗っている人が多い。都会でも、田舎でも似合う稀有な車。都心部でもよく見かける。

本当に意外だが、メルセデスGクラスに並び多くは女性が乗っている事が多い。車好きな奥様に選ばれる?

ロータス ★3

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Simplify, then add lightness.
(簡素化し、更に軽量化を。)
– Lotus Philosophyより抜粋
2018年度 新車販売台数:210台
快適性をバッサリ切り捨て、より速くより軽く車を仕上げているストイックなメーカー。
主にサーキットが主戦場。コーナーの度に差を詰めることが出来るお化け。
テールデザインがちょっとフェラーリに似ている。
信じられないほど怒涛の加速感とサウンド。ロータスは公道走行可能なレーシングカーだ。
いかにもスポーツカー好きな人が多い。快適性なんか邪魔なくらいで、速く走ること・楽しく走ることに生きがいを見出しているイメージ。
ストイック過ぎて過去のモデルなんかだとエアコンも無い。乗っているのは修行僧か。
突き抜けすぎてて最近はロータスオーナーへの憧れを強く感じる。車に快適性は必要ないのかもしれない。

アストンマーティン ★6

引用元:Wikipedia

引用元:pixabay

POWER, BEAUTY AND SOUL.
(力強さと美しさ、そして魂)
2018年度 新車販売台数:338台
イギリスが世界に誇るラグジュアリースポーツカー。映画でも有名な、あのボンドカーがこのメーカーの車。
とにかくデザインがスッキリ美しい。曲線だけで描かれる芸術品。
フェラーリやランボルギーニと比べられるスーパーカーではあるが、あまり見かけない車である。
イギリス流の設えやデザインはイタリア車には無い良さがある。そういった拘りがある人や普通とは違うものを、といった人が購入するイメージ。
個人的にはベントレー、ロールスよりも優雅な雰囲気がマッチするメーカーである。アフタヌーンティーはダージリンでよろしくてよ。
電装系統がよく壊れる(らしい)。でもこれだけの魅力があればそういうところも愛着になるのではないだろうか。

ベントレー ★4

引用元:pixabay

2018年度 新車販売台数:510台

イギリスが世界に誇るラグジュアリーカーの1つ。よく比較されるロールスとの差別化としてはオーナードリブンカーであることが大きな違い。

欧州リーグのサッカー選手がよく乗っているのを見かける通り、元々はスポーティなドライバーズカーとして作られてきた。

乗り心地や内装はそこらの車ではまったく太刀打ちできないランク。伝統と格式が雰囲気を作っている。

生涯に何回だけかしか見かけたことがなく、正直乗っている人の想像がつかない。しかし、著名人かつその中でも成功している人が乗っていると思う。

ゆったり運転するためのこれ以上の車はもう片手で数えるほどしかない。その中ではまだお求めやすい方ではあるので、世俗からかけ離れつつある人がまず購入する車か。

 

ロールスロイス ★3

引用元:pixabay

Like nothing else on earth.
(地球上において唯一無二)

2018年度 新車販売台数:223台

イギリスが世界に誇るラグジュアリーカーの1つ。ショーファードリブンという言葉とセットになっている、セダンとして最高級の車。

光るルーフだったり、冷蔵庫がついていたり、ドアに傘が格納されていたりとコンフォートをこれでもかと詰め込んだ至高の車。

一番お求めやすい価格で3,474万円から也。そういう世界の車である。伝統と格式。

乗っている人は、すごい人。それは間違いない。成功者の証。

ただ車に対しての憧れはそれほどでもない。スポーツカーから対照的な位置付けの車だからか。

 

マクラーレン ★5

引用元:pixabay

2018年度 新車販売台数:242台

F1レーシングチームから派生した高性能スポーツカー、所謂ハイパーカーを製造しているメーカー。設立は新しく1989年。

サーキットでより速く走ることに特化しつつも、それなりに街乗りもできる。どこもかしこもカーボンを使用しているため、高価。

この価格帯のスポーツカーにしては、意外とマフラー音は普通(それでも爆音)。そしてめちゃくちゃ速い。

乗っている人は、すごい成功者かつスポーツカーへの造詣が深い人だろう。

ザ・スポーツカーという見た目をしているため、子供にも人気。

フェラーリ・ランボルギーニと比べても謙遜ないメーカーであるが、比較的乗りやすそうなイメージがある。

 


イギリスメーカー編は以上です。

フランスメーカー編に続きます。

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