試乗記(簡易) – フィアット 500X(クロス/スポーツ):でも、なんだか惹かれる

(最終更新日:2020.11.3)

こんにちは、アキタローです。

フィアット 500X クロス と スポーツに試乗してきました!

(スポーツはアバルトに乗ったついでに、別日で試乗しました)

 

“そういえばイタリア車って全然乗ってないな…?”

そんなことを急に思い立った(笑)ことと当日は別件予定もあったため、あまり時間が取れませんでしたので簡易としています。

印象としては…

”細かなところが気になるけど憎めないヤツ

といった感触でした。

 

私はフィアット500など乗ったことがないのですが、おそらく500Xはまた違う毛色なのだと思います。

走る止まるはもちろん乗用車として及第点ですが、ドイツ車などと比べてしまうと細かいところが気になってしまいました。

ですけども、“まあいいか!”と許せてしまうのはラテンの血が流れているからでしょうか 笑

デザインが独特だから?かわいい顔をしているから?色合いがステキだから?

思わず振り返って見てしまうような、なんだか惹かれるクルマです。

 

私が試乗で重視するのは、ドライブフィール・エンジンサウンド・ライフスタイルとの合致、この3点です。

詳しくは以下をどうぞ。

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さて、今回は簡易的な試乗レビューですから今までにならって良い所3つ・悪い所3つで記載してみたいと思います。

フィアット 500Xのスペック

(写真はスポーツ、ファッショングレー)

スペックは下記のとおり。

新車価格:341~344万円

試乗車:フィアット 500X クロス/スポーツ(341/344万円)

全長4,280 mm (スポーツは4,295mm)
全幅1,795 mm
全高1,610 mm
車両重量1,440 kg
エンジン直列4気筒 ターボチャージドエンジン

排気量 1,331cc

151馬力・トルク27.5kgf m

SUVではあるものの、全長全幅は控えめ。

500を踏襲しているような大きさです。

同じFCAグループとしてジープレネゲードとシャシーやエンジンを共有しているためスペックはほぼ同等。

しかし味付けは随分異なるとの話です。(セールス談

エンジンは151馬力とSUVにしてはスペックで見てしまうとちょっと非力かな…?と感じますが、実際はどうでしょうか。

 

 

それでは、

フィアット 500X クロス/スポーツを試乗して感じた、

良い所 3つ

悪い所 3つ

 

記載していきます。

良い所:感情を刺激する、随所に散りばめられたスパイス

ではさっくりと3つ。

試乗をして“ここは好きだな、良いな”と思った部分を記載します。

パッションを感じる小粋で愛嬌あるデザインとドライブフィールの味付け

可愛いクルマと言えば500(チンクエチェント)、フィアットと言えば500。

とにもかくにもフィアットのベストセラー乗用車である500を抜きにしてはフィアットは語れません。

https://www.fiat-auto.co.jp/about500/

500はとってもカワイイ

この500のDNAを受け継いだSUVが500Xです。

縦に伸びてちょっと見た目は強面になってしまいましたが、十分”らしさ”は残っています。

ぽむっとしたゆるふわキャラのSUV、この対抗馬はフランスのシトロエンくらいしかないでしょう。

ゆるキャラグランプリに出場できるほどのKawaiiポテンシャルを秘めたフィアットとシトロエンですが…。

実は大きな違いがあります。

 

それは情熱(パッション)!

イタリアと言えば情熱の赤! 古いですかね笑

 

フィアットには可愛さの中にピリリとハートを刺激する、スパイスが盛り込まれているのです。

(特別仕様車のデニムカラーでご勘弁)

内装も外装色がインテリアに取り入れられます。

おっしゃれ~!

(スポーツはダークグレーのみですが( ;∀;))

 

内装だけでなく、トランスミッションも6速DCT。

乾式DCTなのでいずれパーツが吹き飛びそうですが、小気味よくシフトアップしていく様はポルシェのPDKを彷彿とさせます。

エンジンのふけ上がりも随分と軽やか。

簡単に言ってしまえば、フィアットのクルマはとってもスポーティなんです。

 

シトロエンはこういったスポーツ要素は極力排除し、穏やかな乗り心地を提供してくれますから対極的な部分ですね。

 

特に500シリーズは小さな車体をグイグイ振って楽しめるクルマです。

感情をうまく刺激するスパイスが至る所から香るのがイタリア車なのかもしれませんね。

この点は文字ではうまく表せないので、是非試乗してみてください!

速度が増すにつれ安定してくるフラットライド

(500Xスポーツはちょっと刺激的)

フィアットの特徴なんでしょうか。

40km/h以降はとってもフラットライドな乗り心地です。

水平移動しているような…とは言いすぎですが、目地段差などもサッと乗り越え何事も無かったように突き上げもいなしてくれます。

今までこういった類のクルマはあまり乗ってこなかったので、とっても新鮮でした。

 

特にスポーツは足回りも引き締められており、高速域での安定性はクロスより高かったです。

引き締めていると言っても、M2コンペティションで体験したお尻が宇宙まで打ち上げられるような臨死体験はありません。

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ただ、低速域はそれなりにサスペンションのアラが目立ちますが…。

全方面上出来ではありませんが、舗装がしっかりしている主要道はおそらく問題ありませんよ 笑

 

まだこのクルマで高速道路は乗っていませんが、制限速度+αは全然問題ないのではないかと思います。

とにかくフラットライドを出そうとしているクルマですね。

500ではなし得なかった積載量と後席空間

500XはSUVです。

500に比べて全てが大きい。

今までは車体サイズ上不可能だった、350L以上の積載量(ラゲッジだけでも)を誇ります。

ラゲッジルームの開口部は約950mm、内側はジャスト1000mmくらいなので買い物かごなどが縦に入るか入らないかギリギリのサイズ。

トノカバーを外せばちょっと大きめなものも積載可能です。

生活上での使い勝手が500よりも格段に良いのが特徴ですね。

 

そして、なによりも後席空間。

4ドアですから簡単に後席にアクセス可能、かつゆとりのある空間が広がっています。

ファミリーユースでとっても使いやすいのが500Xの特徴となっています。

座面としては若干直角気味で3~4時間はキツイけど1~2時間であれば…というレベル 笑

それでも500に比べれば格段に快適ですけどね。

 

500は小さい、けどフルサイズSUVはちょっと大きすぎかなと感じる方にはマッチする一台だと思います。

悪い所:現代のクルマとしては見劣る点が多い

次は悪い所です。

シャシーなど基礎設計が古い感じが結構します…笑

細かな上下振動が多すぎる

特に500Xクロスで強く感じます。

信号停車中…ステアリングがエンジン振動で常にプルプルする。

走り出し(低速域)…路面からの雑情報が多く伝わるうえにシートがプルプル、乗り心地が特に悪い。

低速域~中速域…突き上げ振動が一回で収束しない、ガツリと衝撃が伝わったあとにプルプルする。

 

とにかく常時どこかしらがプルプルしてるんです 笑

おそらくサスペンションが中途半端に動いているせいで乗り心地の悪さに繋がっているんじゃないかなと思います。

もっと固めるか、いっそプジョーレベルにしなやかにすれば変わってくると思います。

 

スポーツの方は上記の点が概ね解消されています。

サスペンションが固められているはずなのに、突き上げがなぜか滑らかになっています。

(もちろんクロスより足回りの張りを感じますが、心地よい硬さ)

エンジン振動はスポーツでもちょっと気になりますけどね。

 

なので…こういった細かい振動・乗り心地の悪さを気にする人は騙されたと思ってスポーツに乗ってみましょう。

それでも現代のクルマとしては…う~~~んちょっと微妙かな 笑

各所の操作性が悪い(特にステアリング周り)

ステアリング自体の手触りはとても良いです。

本革レザーですからね。

 

ただ、このステアリング周りがとっても使いづらい。

特にウインカーレバー!

なんなんだこいつは!笑

 

指を突っ張るように伸ばしてようやくウインカーレバーに届くか、届かないかの瀬戸際距離です。

これでは操作するたび左手をステアリングからちょっと離して…という手間とストレスがかかるので、街中ではかなり気になりそうなポイント。

ちょい押しで5回点滅ウインカーを使用できますが、このクリック感も謎 笑

ほんのり触ると使用する事ができますが、どこまで倒せばよいのか感覚でしかわからない。

前後の取り付けも少々緩めで、迂闊に左ウインカーを出そうとするとハイビーム攻撃が発動してしまうトラップもありました。

 

フィアットって全部こんな感じなんでしょうか?笑

 

エンジン始動ボタンも正直、場所がわかりづらく直感的に押しにくいと感じました。

 

加えて、中央のU-connectと呼ばれるジープレネゲードも共用しているコンソール。

タッチ感度がちょっと悪いかなと思います。

ジャガー/ランドローバーよりはマシですが…。

 

慣れの要素もあると思いますが、一度気になったことは最後まで気になりそうな予感がしています。

塗装品質や部品質感が高くない

イタリア車に期待するものではないのかもしれないですが、品質が良いとは言えないです。

展示車で500Xスポーツを見せてもらいましたが、給油口部分の塗装ムラが目に分かるレベルでありましたし。

上記の写真でわかるとおり、塗装の粒が大きく反射している風景が歪んでいるしぼやけています。

 

室内のインテリアもレザーは活用していますが、プラの部分はTHE・プラスチックという感触です。

TOYOTAの廉価グレードに比べれば随分良い方ですけどね。

 

チリ合わせも合っていないところが多いし、インテリアのレザーは初期状態でヨレています。

 

天地ひっくり返っても品質が高いとは言えないです。

特にドイツ車に乗り慣れている身としては…笑

 

それでもアルファロメオやマセラティに比べれば一番信頼性が高いとの話ですが。

どんぐりの背比べ感は否めないですね…(+_+)

まとめ:手放しで評価はできない…けど、なんだか惹かれるクルマ

さて、良い点よりも悪い点の方が目立ってしまう500Xですが。

 

個人的な総評としては、買いたいクルマ候補です。

 

 

あれだけ気になるポイント書いておいて正気かコイツ!?

と思われた方も多いでしょう 笑

 

 

なんでしょう、気になる点はあれど魅力を感じるんですよね。

このクルマがそばにある生活を具体的にイメージしやすいし、日常に華を添えてくれる気がします。

 

至らない点が数多くあるけど、それも愛嬌と一蹴できるようなカリスマを持っているクルマだと感じました。

500Xも紛れもないイタリア車で、正にパッションを揺れ動かすクルマなのです。

ただ、クロスはあまりにも振動が気になったので買うとしたらスポーツの方でしょうか。

 

 

足車選び、かなり終盤に来ているのですがここでいきなりダークホースが登場してきましたね 笑

 

悩みます…でもやっぱり208かな…?

悩んでいる最中が一番楽しいんですけどね。

 

今回はここまで!

以上、また次回に。

 

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