試乗記 – マツダ CX-30:インテリアで評価すべきSUV

  • 2020年1月14日
  • 2020年2月12日
  • マツダ

(最終更新日:2020.2.12)

マツダCX-30に試乗してきた

こんにちわ、アキタローです。

2020年はディーラーさんにより多く足を運ぼうと思い、早速試乗してきました!

今回は2019年10月に発売された、マツダCX-30 XD L packageに乗っています。

マツダ3にも同じ日に乗っています。そちらの記事はこちら。

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印象としては…

”面白みが薄く、運転していても楽しくないがインテリアの完成度は高い車”

といったところでした。

う~ん、新年一発目にして期待値が高すぎたのか?

マツダCX-5に初めて乗った時はドライブフィールに感動を覚えたんですけどね。

CX-30は今後を考えて、足車というイメージで試乗をしています。

ですが、足車でもちょっと…という印象。う~~ん…。

 

スペックは下記のとおり。

新車価格:239万円~371万円

試乗車:306万円(XD L package)

全長4,395 mm
全幅1,795 mm
全高1,540 mm
車両重量1,460 kg
エンジン排気量 1756cc

116馬力・トルク27.5kgf m

 

では以下、詳しく書いていきます。

 

ちなみに私が重視するのは、ドライブフィール・エンジンサウンド・ライフスタイルとの合致、この3点です。

詳しくは以下をどうぞ。

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・エクステリア

・インテリア

・ドライブフィール

・エンジン

・ライフスタイルとの合致

・まとめ(買いか?)

 

この順番でレビューしていきます。

エクステリア:統一されたエレガントなマツダデザインだが、フェンダーアーチの樹脂が非常に残念

 

フロントフェイスはスッキリとまとまったマツダらしい顔になっており、なかなか恰好良いと思います。

鋭いヘッドライトは顔つきを引き締めており、フロントグリルも無駄に大きくせず、あくまで車全体のデザインで勝負している雰囲気がありますね。

メッキ調でピカピカしている車が好きではないので、これは好印象です。

市街地でも使いやすいコンパクトサイズSUVという売り文句の通り、全長は短め。使いやすいサイズ感でしょう。

 

ただ、まとまったエクステリアなんですけどSUVらしく見せようとしたのか?

フェンダーアーチの樹脂パーツが、折り目の少ない流麗なエクステリアと喧嘩している印象があります。

ここは残念ポイントですね。この車でオフロードを走り込むというのはセールスポイントからしても相反するものでしょう。

最近のマツダデザインは整いつつあるだけに、もう少し工夫してほしかった点ですね。

 

インテリア:隙が無く、整った内装は価格からすれば圧巻

以前も別の記事でCX-5をオススメSUVに記載した時同様ですが、最近のマツダのコストパフォーマンスが良いと感じる部分はこのインテリアです。

(CX-5の記事)

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明らかに同価格帯の車種とは違う、高級感という意味でのヒエラルキー差を作り出せていると思います。

手触りもよく、この質感に異を唱える人は少ないでしょう。

もし、このインテリアのクオリティに思うところがあれば車両価格を見直すことをオススメします。

 

全体的にプラスチックさがうまく消えており、ラグジュアリー感を大切にしていることが伺えます。(プラが無いというわけではない

乗っていても、イイモノに包まれている感がありますね。

 

シートもなかなか座り心地が良いですし、肌触りがとても良いです。スベスベ。

華美でなく、シックにまとまっていつつも質の良さを感じることができますね。

最近のマツダインテリアはある種の魔性の魅力があるんですよね。上品な大人の色気というんでしょうか。

マツダが演出するリラックスしつつも上質な空気感に包まれる感覚は、昨今のレクサスよりも私は好きですね。

やはり、価格面から考えるとこの雰囲気はバーゲンプライスです。

ドライブフィール:カーブでの一体感はあるけれど…

今回試乗したのはFFモデルでしたが、交差点でのカーブなど街中では思い描いたラインをしっかりなぞれる優秀なステアリングです。

ここは素直に素晴らしいと思います。頭の中のイメージ通りのルートを辿れる、思った通りに動いてくれる車というのはなかなか少ないですからね。

しかし、後述するエンジンパワーの不足から加速感はすぐ頭打ちになり、かつ速度が上がるにつれステアリングにも余計な粗が出てくるように感じました。

突き上げ感も少し強めな気がしました。マカンで言えば常時スポーツ+モードで走っているような感覚です。

この車で遠出は厳しいと思いますね。特に高速を利用するのであれば、細かい振動やうるさいエンジン音などで予想以上に運転に疲れると思います。

静粛性はそれなり。落ち着いて走ればエンジン音も気にならないですが、高速域はがなり立てるディーゼルエンジン音が辛くなってきますね。

市街地レベルでの40km~60kmであれば問題なく快適に乗れますが、それ以上の高速域になってくると破綻しそうなドライブフィールの印象でした。

同じマツダでもロードスターは素晴らしいドライブフィールなのですが、この点CX-30はあまり評価できません。

エンジン:すべてに物足りなさしかなく、魅力はまったく感じない

マツダのディーゼルってこんなだっけ???と疑問符が頭の中を駆け巡りました。

出足がとても遅く、床が抜けるまで踏み込んでも加速感が鈍い。

アクセルペダルを押し込んで得られるものは、うるさいとしか感じないディーゼルエンジンの音だけ。

CX-5の時に感じた、重たい車重なのにリニアな感覚でどこまでも引っ張っていくようなあのパワーとトルクは何処へ?

 

でもよくよく調べてみると、CX-5とは圧倒的にトルク感違っていたんですよね。

CX-30に搭載されるのは元々CX-3にも搭載されていたエンジンです。

よりコンパクトなCX-3から、エンジンそのまま大きくなったCX-30に載せ替えてるだけなので非力な印象が強いのかもしれません。

CX-30
排気量:1756cc
車両重量:1460kg
トルク 27.5kgf m
CX-5
排気量:2188cc
車両重量:1620kg
トルク 45.9kgf m

 

車両重量をトルク値で割った時の対比(TWR:トルクウェイトレシオ)としては、

CX-30 TWR: 53

CX-5   TWR: 35

(数値が低いほど良い)

この数字だけだとパッと見イメージがつかないと思います。

似たようなTWR値の車だと

CX-30 TWR: 53 ⇒日産ジュークと同じくらい


https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/juke.html

CX-5   TWR: 35 ⇒スバルWRX STIと同じくらい


https://www.subaru.jp/wrx/sti/

 

こう書くと全然違う印象を持ちませんか?

実際、CX-5のディーゼルエンジンはトルクフルで非常に扱いやすかったですからね。

出足もCX-5は全然違います。他の車から出遅れることはまったくありませんから。

 

CX-30のエンジンは全体的に良い印象はなく、私は普段使いも難しいかなと思っています。

厳しい言葉ですが…このエンジンに魅力はまったく感じませんね。

車外もディーゼル特有のガラガラ音が結構うるさいです。

ライフスタイル:荷室等は必要十分、荷卸しなどはしやすい高さ

SUVですから、荷室は必要十分でしょう。

大型ショッピングモールなどで山ほど買い物をしても積めなくなるということはまず無いと思います。

いざという時には後席を倒すこともできますね。

ただ、キャンプや釣りなど持っていくべきものが多くなってくると、うまく荷物を整理する必要がありそうです。

荷室容量は430L。冷蔵庫を買って持ち帰るとかしなければまったく問題ないでしょう。

後席の広さもマカンより広いんじゃないかと思います。

子供は余裕、大人でも2人なら狭い思いはあまりせずに過ごせますね。

まとめ(買いか?):洗練されたインテリアにどこまで魅力を感じるかで変わる車

 

まとめです。
(★5つで評価)

運転していて楽しいか - ★☆☆☆☆

街中をゆったり乗る、日常使い“しか”できない車という印象ですね。

人によっては車なんてそれで良いんだ、という声があると思いますが…。

車に拘りたい私としては同じ価格帯でもしっかりと走れるフォレスターなどもありますから、どうしてもこの車の優先順位は低くなります。

ステアリングの反応と落ち着きは良かったので、★。

魅力的なエンジン音か – ☆☆☆☆☆

「なんでこんな都会のガソリンスタンドにトラクターが来てるのかと思ったよ。」

生活スタイルに合っているか – ★★★☆☆

大きさは日本においてちょうど良いと思います。荷室も十分。

エクステリアとインテリアも都会派でオシャレ。大人二人も十分後席に座れる広さです。

使い勝手も良いでしょうね。そういった上品さとユーティリティの高さの共存が出来ているので、売れている車なのだと思います。

 


以上となります。

 

結果、私はおそらく買わない車ですが…ニーズが間違いなくある車なのは好調な売上からもわかりますね。

マツダが提唱するリニアなドライブフィールがエンジンですべてスポイルされてしまっていますから、私としては勿体ない車という印象です。

インテリアはこの価格で本当に頑張っているし、この車を買う時の大きなファクターとなるでしょう。

質の高いインテリアにどこまで魅力を感じるかが、マストバイかそうでないかの分岐点だと思います。

 

 

ちょっと辛口コメントになってしまいましたが…。

ディーゼルじゃなくガソリンモデルか、はたまたXモデルだったらまた印象が違うんでしょうか。

同時に試乗したマツダ3は同じディーゼルエンジンながらなかなか良かったんですけどね。

 

また次回!次回はマツダ3の記事です。

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