試乗記 – マツダ MX-30:快適お化け

(最終更新日:2020.10.22)

こんにちは、アキタローです。

今回はマツダ MX-30に試乗してきました!

 

印象としては…

”ここを第二の家とする!

と言い張れる快適さでした 笑

 

観音開きドアが話題のMX-30だったので、それを確認する上でも軽い気持ちで乗ってみたら驚きました。

とっても快適。

マツダ3で感じてた気になるロードノイズや突き上げはすごく柔らかくなってるし、CX-30で感じてた出足のもたつきなどがまったく無い。

マツダが繰り出すバリエーションとしては、1つの完成点に達しているんじゃないでしょうか。

もちろん、快適性におそらく極振りしてるのでスポーティな”らしさ”はまったくありません。

しかし、そのおかげでとてもキャラが立っています。ここにしかない雰囲気があります。

 

足車の候補として、かなり良い感触を得ることができました。

というか、買いたい 笑

 

私が重視するのは、ドライブフィール・エンジンサウンド・ライフスタイルとの合致、この3点です。

詳しくは以下をどうぞ。

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マツダ MX-30のスペック

スペックは下記のとおり。

新車価格:242万円~

試乗車:マツダ MX-30 AWD(Highest set Modern Confidence – 305万円)

全長4,395 mm
全幅1,795 mm
全高1,550 mm
車両重量1,460 kg
エンジン直列4気筒エンジン

排気量 1,997 cc

156馬力・トルク20.3kgf m

モーター

7馬力・トルク5kgf m

このサイズのSUVは群雄割拠状態ではありますが、どれも押し出し強め。

俺が俺がと主張するフェイスが多いですが、このMX-30は一線を画する雰囲気を纏っています。

カピパラみたいなぬぼっとした愛嬌があるように見えないでしょうか 笑

全幅は約1,800mmといままでの国産車からすると価格帯でワンクラス上を狙えるサイズ。

しかしながら最近はどのクルマも横に張り出してきてますから、昨今の流れに乗っている大きさですね。

 

それでは、

・エクステリア
・インテリア
・ドライブフィール
・エンジン
・ライフスタイルとの合致
・まとめ(買いか?)

この順番でレビューしていきます。

エクステリア:似て非なるマツダデザインに込められた、新たな決意

このMX-30のフロントフェイスをはじめに見てどう思うでしょうか?

“格好良くないなぁ”と思う方は私と一緒です 笑

そう、格好良くないんですよ。

今までのマツダからすると随分方向性を変えてきたなと実感できる、ニュースタイルです。

マツダ3などと傾向は似ていれども狙っているジャンルがまったく別物だとわかります。

 

(マツダ3はこんなに鋭いちょいワル顔ですぞ)

マツダ3はどちらかというと格好良い。

MX-30はどちらかというと可愛い、という分類です。

マツダがMXというモデル名に込める想いは新たな一歩を踏み出す決意だそうで、MX-30は正にそれを地で行くクルマですね。

 

近づくとちょっぴりだけ演出された目元の眉毛が可愛い系のMX-30。

既存のマツダと大きく違うのはシグネチャーウイングが無いところ。

今までのシリーズよりもプレーンな印象を与えます。

内燃機関からの解脱を感じますね。

これはマイルドハイブリッドですけども 笑

 

リアはCX-30に似ています。

CX-30よりはちょっぴりまるっとしている形状。

細かいところを見ていくとやっぱり違いますけどね。

 

例えばリアテールライトは深くエッジが彫られたセットアップとなっていて、先進性を感じるデザインです。

今まではテールライトの中に納まるようなデザインでした。

こういったところからもマツダデザインの範疇ではあるのだけど、新しい印象を与えてくれるようになっています。

 

この写真だけ見ればフェラーリのFFがまず思い浮かぶのではないでしょうか?

マツダデザイン=ピニンファリーナだった!!!

(*_*;

 

 

Dピラーに刻まれるMAZDAの文字もアクセントになってお洒落です。

この演出はエクステリアパックをつけなければ得られませんが、その分の価値はあるでしょう。

やっぱり塗装も綺麗ですね。

ここでなら書けますが、国産車の中で塗装はマツダが一番綺麗だと思います。

レクサス以上ですよ、ホント。

 

ホイールはそこまで凝ったものではありませんでした。

215/55R18です。

走りこむクルマでもありませんので、十分でしょう。

 

塗装色はセラミックホワイト。

陶器のような色合いが鮮やか。

試乗当日はあいにくの曇り空かつ雨がパラついている状態でしたから、これが青空の中に写りだすとどうなるか楽しみですね。

きっと素敵な雰囲気を出してくれるはずです。

 

エクステリアでの気になりポイントは…

さて、エクステリアで私が感じた気になるポイントは…。

 

ありません!笑

 

個人の好みもあると思いますけど、ゆったりSUVとして100点です。

気取らないフロントフェイス、ガッツリ絞ったリアルーフ。

最高です。ありがとうマツダ。

ちなみに一番気になるであろう観音開きドアに関してはライフスタイルで記載します。

インテリア:デザイン優先ではあるが、使い勝手はそこまで悪くない

素敵なインテリアです。

以前からマツダの記事を書くたびに思い返すのですが、マツダ車のコスパが良いと感じる最大の要因はこのインテリアに集約されているのだと思います。

(もちろん、走り心地もいいのですけどね)

こちらの記事でもマツダインテリアのコスパの良さについて記載しています。

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MX-30にはホワイト基調/ブラウン基調のインテリアをオプションでセットすることができます。

個人的にはボタニカルなホワイト基調がこのクルマには似合うと感じました。

優しい雰囲気が外側からも出てますからね。

インテリアも軽やかで自然体なクルマでありたい。

 

合成皮革ではありますが、質感は見事。

ステッチも丁寧に入って、高級感を演出しています。

この手のお洒落インテリアってドイツ以外(重要 笑)の欧州独壇場だと思っていましたが、いやいや日本も頑張ってます。

安心できる色使いですよね。

 

この点プジョー208は絶妙に刺激的なラインをついてくる、こちらもまたお洒落なインテリアです。

ベクトルは違いますが、208のインテリアも非常にオススメできます。

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後席も同様の質感です。

合成皮革でない面積は増えますが、前席同様の世界観に浸れます。

ただ、色々な記事でも書かれていますが窓がはめ殺しかつ窓枠が小さいので閉塞感は強いですね。

サンルーフなどがオプションで取り付けられれば随分違う印象を持つと思いますが…。

 

エアコンコントロールは中央のタッチパネルで。

後部座席にエアコンの吹き出し口はありませんし操作もできませんから、全て前席で後席の熱い寒いという注文に対応することになります。

タッチパネル自体の感度は良好、ストレスになるような遅延はありませんでした。

こういったタッチ感はジャガー/ランドローバーとか電気系に弱いメーカーに比べると雲泥の差です。

走行中の操作はギリギリ許容できるかなといったところ。

風量の調整なども行おうとすると厳しいところが出てきそうです。

基本はオートエアコンが推奨ということでしょうね。

 

ドアトリムも洗練されたインテリアで統一されています。

内側のドアハンドルにコルクが貼られており、新鮮な触感でした。

 

後ろドアトリムは若干簡素な印象。

衝突安全性を重視した結果か、合成皮革は使われていないようです。

 

最後にMX-30フルオープン。

実際にこの状態にする状況はあまりないとは思いますが、最新のマツダインテリアたちが出迎えてくれる光景はもはや家の玄関と例えても謙遜ないでしょう。

インテリアでの気になりポイントは…

後部座席の合成皮革の比重が下がることですね。

開発チームも割り切って2+2というスタイルを意識しているのか?

前席に比べるとちょっと残念な印象を持ちました。

エアコンのタッチパネル化は人によっては受け入れがたいかもしれませんが、私はそこまで悪い要素には感じられなかったです。

あとはサンルーフの設定がないこと。

閉塞感を少しでも和らげるためには必要だと思うのですが、おそらく剛性の都合で設定できなかったのでしょう。

 

ドライブフィール:穏やかな街乗りを求める人に

動き出した瞬間は特に何も印象がありませんでした。

普通のガソリン車、という印象でしたが…。

走り出してから徐々に驚きが増してきます。

 

マツダ3で感じていた路面からの多すぎる雑情報が、CX-30で感じていた鈍重さが。

すべて無くなっていました。

これは…。

すごい…!

 

ロードインフォメーションが多すぎる(突き上げ感含め)という点は、おそらくMX-30のキャラ作りゆえでしょう。

走りこむ楽しさではなく、ゆったりと快適に移動するという点にフォーカスしたので穏やかな乗り心地に。

マイルドハイブリッド化したことで、アイドリングストップからの再始動はコンマ5秒ほど早まったのではないかと思います。

加えて、出足はモーターアシストが入るため軽やかなフィーリングを実現できているのではないかと。

 

車内の視界もクリア。

デザインゆえ、フロントウィンドウが傾斜しているもののフロントノーズが長くないため見通しは良いです。

SUVですから視線も高く、コマンドポジションをしっかりと確保。

 

カーブでの制御も見事なもので、入り口の姿勢でロールをしっとり感じるものの、破綻は無い印象です。

少し速めの速度でステアリングを切り込んでも、アブナイアヤシイ挙動は皆無。

トルクベクタリングがしっかりと効いているのか、結構安心して運転できました。

(マカンには流石に及びませんが…)

 

これは、間違いなく運転しやすいクルマですね。

GOOD!

ドライブフィールでの気になりポイントは…

これは昨今のマツダ車全てに言えることなのですが、ブレーキフィールの初期制動が緩く感じること。

踏み込み具合に応じて効きが増すのは良いのですが、きちんと止まるにはそれなりの踏力が必要になります。

多くの方は慣れるまで気になりポイントとなるはずです。

それでもCX-30に比べると、MX-30は随分ブレーキフィールが良くなりました。

 

エンジン:日々の足には十分

MX-30に積まれている2リッターガソリンエンジンはCX-30に積まれているものと同じです。

ですので、コレといった特徴があるわけではありませんがマイルドハイブリッド化による恩恵は十二分に受けていると思います。

このエンジンでワインディングロードを攻め切ろうと思う方はよほどの玄人だと思いますが、まあそんな気にはさせない安全なエンジンです。

 

ゆったりと街中を乗る分には全く問題なし。

それ以上でもそれ以下でもありませんから、特にコメントもありません 笑

エンジンの気になりポイントは…

あえて書くとすればディーゼルモデルがあっても良かったのではと思います。

ただ、どんな挙動になるのでしょうね…。

トルクが低回転から太いのがディーゼルの特徴ですから、マイルドハイブリッド化しても相乗効果をあまり得られないのかもしれませんね。

ライフスタイル:ドアでなよなよ怯むヤツはミニバンを買え

MX-30の荷室容量は400Lほど。

マカンは500Lです。

CX-30の荷室容量は430Lですから、ほんの少し小さい。

ですが、4人家族くらいまではまったく不足なく日々の買い物・レジャーに活用できるでしょう。

なんてったって、SUVですからね!

 

さて、お待ちかね。

MX-30が物議を催す最大のポイント、観音ドアについてです。

このドアを見て、

“日常で使いづらそうだな~”

“こんなに開けたスペースがあるところなんてないよ”

“子供が間違って逆に閉めたらどうなるんだろう”

 

そんなことを思いませんでしたか?

 

**野郎!!

(自主規制)

そんな後ろ向きな考えではなく。

このクルマでどういうライフスタイルを描いていくのか。

MX-30で自分の生活がどう変化していくのか。

そういった前向きなことに注力すべきでしょう。

 

つまり、このドアがどのように生活に支障を与えるかではなくて、このドアでしか出来ないことを考えるべきなのだと思います。

前ドアが開かなければ後ろドアが開かない。

それは、後席に座っている子どもが勝手にドアを開けることがないメリットです。

観音ドアでなければ得られない後席へのアクセス性もあります。

 

ドア1つでこんなに素晴らしいクルマを購入候補から外してしまうのが勿体ないと思いますよ、私は。

 

まあ…実際の使用感が気になるのもわかりますけどね。

そう思ったら行動してみましょう。

私もいろいろ試してみました。

気になるので 笑

上記はあまりドアを開けない状態での後席へのアクセス。

なんとか乗り降りはできました。

 

これは…。

一旦木綿くらいスリムでないと通れませんね。

この場合は一旦前ドアを閉めてから乗る形になるでしょうが、その際の注意点としては後ろドアを閉める前に一回前ドアを開けなければいけない点ですね。

ちょっと厄介ですが、まったく乗れないわけではありません。狭いけど。

 

要は考え方だと思います。

このドアは日常の使い勝手という部分で清濁併せ呑む度量が必要かもしれませんが、二の足を踏む要素にはならないと私は思っています。

 

 

最後に。

これはここまで観音ドアについて力強く書いておいてのオチなのですが。

 

私は家族にこのクルマを購入したいと持ち掛けたら、この観音ドアが使いづらいという一点張りで拒否られ、購入が流れてしまいました。

おしまい…。

ミニバン買ってきます( ;∀;)

まとめ(買いか?):とても穏やかで好印象。なんとか家族を説得して買うべき一台!

まとめです。
(★5つで評価)

運転していて楽しいか - ★☆☆☆☆

スポーティなクルマではありませんので楽しさは高くはありませんので★1つ。

しかし、しっかりと作りこまれたクルマなので極端なバタつきなどは少なく、非常に快適に運転できます。

廉価なクルマで感じる挙動の怪しさもまったく感じませんでした。

このブログで用意しているスケールでは測れないですが、ゆったり走る上ではとても良いクルマです。

魅力的なエンジン音か – ☆☆☆☆☆

★半分があれば、そのくらいです。

スポーツカーではありませんから、求めるものではない。

1つ言えることは、MX-30はトラックのような音はしません。

生活スタイルに合っているか – ★★★★★

家族にはきつくNoを言われてしまいましたが、このクルマは私の今のライフスタイルには最も合致していると感じました。

4人乗れる?   ⇒YES

不安なく走れる? ⇒YES

荷物が乗る?   ⇒YES

お洒落?     ⇒YES!!!!

4ドア?     ⇒YES…

とにかくこれ以上無いくらいのクルマだと思っているのですが…。

う~~~~ん、説得するためにはどうすればいいんだろう 笑

とりあえずミニバン見てきます。


以上となります。

 

MX-30、とても良いパッケージングというのがヒシヒシと伝わってきました。

イキらない(笑)足車としては最上の1つです。

 

ああ…家族さえなんとか説得できれば…!

ちょっとがんばってみます笑

 

 

さて、今回は以上です。

マツダ3・CX-30と試乗しているのでよかったらそちらもどうぞ。

ただ、1年前の時期はなんかこう尖がりすぎてた気がしますね。

今の自分が見ると、どちらも辛辣すぎる文章だなと思います 笑

1年で人間の考え方・感じ方って結構変わるものなんだなぁと思ってください。

 

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また次回に。

 

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