(最終更新日:2020.3.11)
こんな経験初めてだよぉ・・
タイトルの通り、相当なプレミアムな体験をしてきました。
いきなりですが、VIPという言葉をご存知でしょうか。
聞いたことがある方も多いと思いますし、なんとなくどういった言葉かイメージもつくと思います。
VIPとは、Very Important Personを略した言葉で日本語にすれば重要人物・要人という表現です。
2019年10月には天皇陛下即位の礼もありましたが、そのようなイベントに招待される方々を総称するような意味合いとも捉えられます。
そして、ヤナセプレミアムカーレンタルでは…なんと、そのVIPになれるんですよ!
正確にはVIP待遇をしてくれるんですが、一般庶民の私にとってはもう初めての経験すぎて心臓ドキドキ赤面フワフワ。
うん、いいよ、ヤナセくんだったら私も・・・借りちゃう・・・。
私が車をお借りしたのは“プレミアムカーレンタル千歳”さん。
ニッポンレンタカーさんにヤナセさんが車を提供する形です。
プレミアムカーレンタル千歳(ニッポンレンタカー)
https://www.nipponrentacar.co.jp/premium-cts-yanase/
空港に到着してからレンタカーデスクに予約確認をするまでは通常通り。
でもここからが・・VIPなんです!
まず、迎えに来てくれる車がメルセデスベンツVクラス。(これね)
走ってるのは何回か見てるけど乗るのは初めて。普通のミニバンかと思ってたけど全然違う…まったく振動もないし乗り心地最高。ここが第二のマイホームか?
内装も丸の内のオフィスかって思うくらい洗練されててオシャレ。もうこの時点で雰囲気が普段と異なりすぎて手汗が止まらない。
また身の程を弁えずやっちまったか…?営業所がマリオットホテルみたいな外観だったらごめんなさいの準備をしておこう。謝れば少しだけでも許してくれるよね・・。
緊張する面持を同行者に悟られないためおもむろにスマホを取り出しグーグルマップを確認する。今日の行先を確認してまずは気持ちを落ち着かせよう。
新千歳空港から営業所までは長くもないが短くもない、5分~8分程度の乗車時間だ。しかしとてつもなく長く感じる。
よく見るとドライバーのおじ様は白グローブをしていた。なんてジェントル感。また脈拍が早くなった気がした。
気が気でないけど乗り心地が良すぎる営業所までの道のりがようやく終わりを迎え、降りるタイミングとなる。
ふう、ようやく手汗も引いてきた。これなら荷物を下ろす時も滑ることはないだろう。
「お客様、お荷物はこちらで降ろしますからどうぞ中へお入りください。」
ヒャイ!すみませんでした。
ジェントルおじの無駄のない所作とスマートな対応にやはり圧倒される。
それよりも専用の降口になってるから、ガラス2枚先にはもう営業所の受付カウンターがあることに驚く。ホテルのバレーパーキングに近いだろうか。
入口は想像していたよりもノーマリーな構えだったので少し安心。
「ようこそいらっしゃいました、アキタロー様でよろしかったでしょうか?」
ヘァッ!さいですぅ!
さっきから呂律が安定しない。この高級感というプレッシャーに押されているのか、この私が。
「お連れ様はお先におかけになられてはいかがでしょう?フリードリンクやコーヒーもございますよ」
確かに奥の方にはドリンクコーナーがある。自分で好きな銘柄を注ぐアレだ。
椅子は座り心地な良さそうでシックなものが置いてある。
「ではお手続きをさせていただきます。…」
ビシッと黒スーツを着こなしたベテランオーラを纏うイケおじとの所定の確認を行っていく。
しかしこの空間とスタッフの雰囲気。自分の服装のカジュアルさにウンザリしてしまうほどラグジュアリーだ。
「お支払い額はこちらです」
SRMメンバーになっているので少しお得なプライスになる。いつものクレジットカードで決済しようと思ったが、ふと別のカードを使ってみようと思った。
「ではこちらのカードで決済させていただきます。・・おぉ、ポルシェに乗られているんですか?」
でぇへへそうなんです、この前買ったんですよぉ~。やっぱり一度は乗ってみたいと思っててぇ~デュフフフ!ドゥクシ。
提示したカードはほぼ財布のベンチウォーマーとなっているポルシェカードだ。
年会費2万でプラチナカード相当の特典があるため、とりあえず申し込んだもののポイント還元率の低さに決済使用はあまり行っていない。
だが、こういう車に対しての認知度が高いお店で使えば話のキッカケ作りになるかと思い提示してみた。
「いいですよね、ポルシェ。ただあいにく当店ではポルシェの取り扱いはなく…今日お借りになられるのはGLA220ですが、よりスポーティな、例えばAMGのA45などはいかがですか?」
「Cカブリオレもございますよ。しばらくは天気も安定しているようですので、最高のオープンカー日和になるかと思います。」
数々の魅力的な提案を今回は近場だからと苦渋の決断ながらお断りし、当初予定していたGLA220をお借りした。だって高いんだもん。
しかしポルシェカードの効果は絶大だったようで、短時間ではあったが黒スーツのイケおじとの車談義に花が咲いた。
「ではお車までご案内いたします。どうぞお足もとにお気を付けください。お荷物は既に積み込んでございます。」
受付をしてくれた黒スーツのイケおじも所作が本当にスマートだ。惚れ惚れしてしまう。
「メルセデスのご乗車は初めてですか?」
完全にトーシロです。教えてくださぁい!
そう答えるとすぐさま各種操作の説明を丁寧に、かつわかりやすくしていただいた。
常に低姿勢で過不足なく丁重にレクチャーしてくれているその姿は、まさにカスタマーサティスファクションの体現者だった。
「ではお気をつけてご出発くださいませ!」
「本日、向かわれる方面は快晴のようです。どうぞ良いご旅行を!」
そして、最高の気分のまま営業所を出発した。
ここまでのサービスは正直受けたことがなく、レンタカー屋さんでこのサービスは最高峰と言ってもよいんじゃないでしょうか。
VIPの方々ってこれくらいのサービス、いやこれ以上の接遇を受けてるのだろうけど、一般ピープルが受けるサービスとしてはもう文句なしに良かったです。
超オススメ。
戻ってきてからも最高のサービス。ふわわぁっ・・・!
無事に旅行の工程を終えていざ返却、黒塗の高級感漂う営業所に戻る。
「お帰りなさいませ。ご旅行はいかがでしたか?お荷物はこちらで降ろさせていただきますよ。」
うんうん、旅行も良かったけどこの営業所の方々も最高ですよ。
「すぐ空港に向かわれますか?」
今回はゆっくりする時間もあまりないから、お願いしようかな。まだお土産全然買ってないし。
そこで少しの間待っていると、近くに背の低く横幅の広い明らかなスポーツカーが目につく。
むむむ、あれは…!
ぐううううう乗りたくても乗れなかったシボレーカマロ!!
(最終更新日:2021.10.13)そもそも借りられることにビックリ私は年一回程度、雪の無い季節に北海道に旅行に行っています。その中で密かな楽しみがレンタカー。どんな車をレンタルしようか、なんてことで1週間悩むこともザラにありま[…]
ちょうど我々の旅程と被っていたのか、帰宅する日には返却されていたようだ。
じっくり見る機会はなかなか無いためつぶさに観察する。ふんふん、SSじゃなくLTでもやはり格好良い…。
気が付くと20枚近く撮影してしまっていた。
ミラーレスカメラでなく私のオンボロスマホであったのが少し残念である。(カメラはもう荷物として積み込んでしまっていた)
撮影に集中するあまり、迎えのVクラスが到着しているのに気付かずスタッフの方が声をかけてくれた。
「レンタカーでカマロは珍しいですよね。もっと撮影いただいても大丈夫ですよ。」
「次回は是非ご乗車してみてください。」
んううう、もう大好き。早く迎えの車に乗れって言われると思ってごめんなさいの言葉も準備してたのに…。
ただ、やはり迷惑をかけてしまっていると思ったので、次回は是非お借りしますとの言葉を残し、そそくさと帰りの送迎Vに乗り込む。
帰りの車内では手汗もかくことはなく、ただただ気持ちの良い旅行だったと思い返すばかりであった。
もう、なんだろうこの気持ちは。
私自身、数々の心温まるサービスを受けてきたがここまでのもの、しかもレンタカー屋さんで受けることができるとは想像できていませんでした。
ヤナセさんのディーラーに足を運んだことはまだないですが、このレベルの接遇があるのであればリピーターが増えるのもうなづきます。
そこまで極端にレンタル料金が高いということはないので、みなさん是非利用してみてください。
間違いなく、楽しい旅行にアクセントを加えて更に楽しいものにしてくれますよ。
ヤナセプレミアムカーレンタル、特に千歳店。
最高にオススメできます。
プレミアムカーレンタル千歳(ニッポンレンタカー)
https://www.nipponrentacar.co.jp/premium-cts-yanase/