(最終更新日:2020.6.7)
こんにちわ、アキタローです。
久しぶりの更新になってしまいましたが、長編大作を別に作っていたわけではないので、内容は大したものではないです。笑
今回は自転車用空気入れでマカンのタイヤに空気を入れてみました。
なぜ自転車用の?ガソリンスタンドに備え付けのモノで十分では?
そんな疑問が頭を駆け巡る方もいらっしゃるでしょう。
いえ、いいんです。おそらくそちらの方が確実で早いです。笑
ですが、出来るならやってみようということで試しにやってみました。
では、詳細を下記に記載します。
ちなみに、TPM対応車はあんまりやらない方がいいと思います…。笑
理由は後述。
1.用意するもの 空気入れ
まずは空気入れが必要です。
今回私が用意したのはこちら。
Panaracerのワンタッチポンプ。
圧力ゲージ付きで手軽なお値段(5,000円程度)だったのでこちらを選択。
基本的に車のタイヤバルブは米式なのですが、変換プラグがデフォルト付属なのでこれ1つで自転車も車も対応可能。
ちなみに自転車では他にも仏式・英式というのもメジャーのようです。
lovellエアポンプのご紹介をしたところ、口金の英・米・仏対応ってナニ?と言うご質問を頂いたので、簡単にご説明させていただきます。
自転車のチューブのバルブ(空気の注入口)には、上図の様に3種類がございます
- 英式バルブは軽快車、シティ車等をはじめ、日本では一番多く使われているバルブです。構造が簡単な為、取扱いが簡単です。
- 米式バルブはマウンテンバイクやクロスバイクに多く使用されているタイプです。米式対応の自転車用空気入れを使用できますが、慣れないと扱いが少し難しいかもしれせん。自動車やバイクと同じタイプのため空気圧の管理をするには適しており、ガソリンスタンドでエア補充をしてもらうことも可能です。
- 仏式バルブは、英式、米式に比べ、バルブが細く軽量なため、タイヤの細いロードバイクで使用されることが多いバルブです。取扱いは慣れないとやや難しいです。
上記のとおり、このポンプには3種類のバルブが接続できるので一台でマルチ対応ができる万能選手なのです。
何を隠そう、これを買った理由は今後しっかりした自転車も買おうと思っているからなのです。
元々、自転車用ポンプですから流用できれば節約に繋がるなと。
いずれはMTBを買ってダウンヒルやってみたいんですよね。せっかく自転車積めるSUVだし!
人生はチャレンジしてなんぼ。今後挑戦してみようと思ってます。
ポンプ自体の使い勝手は良好。
レビューの一部に書いてあった”使わない際に自立しにくい”という点も、私は玄関に置いていますが倒れたこともなし。
問題無さそうです。
自転車用のポンプを車に流用して大丈夫か?という懸念もあると思いますが…。
メーカーからは必ずしもオススメはされないとは思います。
しかしながら自転車の方が空気圧は高く設定されているため、大は小を兼ねるということで自動車用タイヤには十分な空気圧を供給できます。
マカンは前タイヤ2.3BARと後タイヤ2.5BAR程度。
写真は一番人気のクロスバイク『FX 3』に採用されている「BONTRAGER H 2 / 700 x 32c」タイヤ。記載されている適正空気圧は「65~100PSI / 4.5~6.9BAR / 450~690kPa」です。
タイヤ径も細いため、空気圧で言えば自転車の方が高いんですね。
2.空気圧の入れ方
やり方は簡単です。
タイヤのバルブを外して、付属の米式バルブアタッチをタイヤ側に差し込み固定。
その後、ポンプのチューブをそのバルブに押し込む形で固定すればOK。
後はポンプをせこせこ動かすだけです。
動かすだけのはずなんですが…。
一発目ですっぽりチューブが抜けました。笑
勢いをつけすぎると圧で抜ける可能性があるみたいですね。
じわりと押し込むやり方であれば徐々に空気を入れることができましたが、勢い任せではダメなようです。
こんな簡単に抜けるものなの…?笑
ちなみに写真が無くて申し訳ないんですが、空気圧が一番減っていたのは左前タイヤ。空気圧差異-0.3(TPM表記2.0)くらいだったかと思います。
それを適正に戻すまで大体40~50ポンプくらいでした。ちょっぴり大変。笑
一応標準の空気圧は運転席ドア脇に張り付いてますけど、後述するTPMがあるのであくまで参考値。
3.注意点(特にTPM対応車)
さて、せこせこポンプを動かして空気を入れてきましたがきちんと入っていたのか確認する必要があります。
ここが一番の曲者でした。
ポンプのゲージを見ながらプラスマイナス0になるように入れたんですが。
見事に若干異なっているし、あれだけたくさん空気を入れてやった左前タイヤに関しては-0.2!笑
(上記の写真を見てください)
どうなってるんですか!!!
-0.3にならないと空気圧警告も本来出ないはずだと思うのですが、アラートもずっと出たまま。
後ろタイヤはまあ良いとしても、左前タイヤと右前タイヤは均等になるよう入れたはずなんですが・・・・・・。
↑このゲージ、あんまり参考にならないのかも…。
空気圧ゲージが信用ならないので、きちんとした空気圧にするために3回程度、
・タイヤに空気注入
・車のエンジンをかけて、空気圧の確認
・念のため少し周辺をドライブして空気圧の確認
上記を繰り返しました。
もう、とにかく大変。特に複数回の空気注入が。笑
最後の方はセンサーがまだしっかりと空気圧を確認できていないんだろうと判断し、このまま放置することにしました。
久しぶりに計器に翻弄された気がする…。笑
結果、今のところはアラートも出ていません。
正常に戻った、と思っています。思っていたい。
まとめ.空気圧を適正にすると走り心地が全然違う
今まであまり空気圧を気にしたことなかったのですが、空気圧を適正値に調整した後しっかりと違いがわかりました。
同じアクセルの踏み込み方で、適正値だと1.2倍転がるイメージです。当たり前ですが、乗り心地も良くなる。
道路の若干の凹み、轍にハンドルが取られるシーンがあった個所も適正値だと無問題。
ポルシェによれば2週間に1回程度空気圧をチェックし、適正値にしてね、とのことで。
こうまでハッキリと違いがわかると、細かな日常のメンテナンスも大事であると実感します。
ただ、このポンプを使うかというと…。う~~~ん、判断に迷いますね。笑
例えばガソリンスタンド備え付けのもので空気圧を補充する場合。
ガソリンスタンドまで走らせることによってタイヤの温度が上がり、本当に必要な空気圧にブレが発生するというのも事実です。
(空気はタイヤの温度が高くなれば膨張しタイヤ内空気圧を上げるため、空気圧をチェックするベストな状態は静置している時)
だけども、こやつのゲージはきちんと動作するもののちょっと信用ならないし。
とりあえずはこまめに空気圧の確認をしていこうと思っています。
ここまで走り心地が変わるとは目から鱗だったので。
ちょくちょく空気を入れていけば今回のような事は起こらないだろうと信じて…。笑
今回の記事は以上です。
また次回に!